ザリガニの種類 色で見分ける

全てのザリガニに各共通項目を次のように記載してある

  1. 名前
  2. 生息地
  3. ハサミの特徴
  4. 胸の特徴
  5. 和名、流通名

アメリカザリガニ科

  • ニホンザリガニ(ambaroides japonicus)
  • アメリカザリガニ(Procambarus clarkii)
  • フロリダクレイフィッシュ(Procambarus alleni)
  • フロリダケイブクレイフィッシュ
  • チョウセンザリガニ(Cambaroides similis)
  • シュレンクザリガニ(Cambaroides schrenckii)
  • メキシコザリガニ
  • ミステリークレイフィッシュ(Procambarus sp)
  •  

  • カメルーンザリガニ
  • ホワイトリバークレイフィッシュ(Procambarus actus)

ニホンザリガニ

  1. ニホンザリガニ
  2. 北海道、秋田、青森、岩手
  3. 薄いこげ茶、体型はアメリカザリガニに似る
  4. 薄いこげ茶
  5. 薄いこげ茶
  6. (和名)ニチザリ

綺麗な清流や湧き水をこのむ。成体になるのには5~6年かかる。
2000年レッドリストに掲載されている、人工繁殖は研究段階。

アメリカザリガニ

アメリカザリガニの画像


アメリカザリガニの画像
By: Ferran Turmo Gort

  1. アメリカザリガニ
  2. アメリカ、アジア、アフリカ、中東、ヨーロッパ
  3. 赤黒い地肌に赤いつぶ
  4. 赤~赤黒
  5. 赤~赤黒

一般的にザリガニというと本種をさす。
繁殖力が強いため、日本のたいたる所でみられる。
この性質の為、時に異常繁殖し、水路のいたる所にびっしりとはびこっている
事などもしばしばある。元はウシガエルの餌として日本に輸入された。

変異個体は環境変化にも弱く、繁殖力も弱い
通常の固体であれば、5年程度いきる。

色彩変異固体、白ザリガニ、青ザリガニ、ブライトオレンジ、マーブル、スーパーレッドなど。

アメリカザリガニ色彩変異固体の画像


アメリカザリガニ色彩変異固体の画像
By: Yan Li

フロリダクレイフィッシュ

フロリダクレイフィッシュの画像


フロリダクレイフィッシュの画像
By: Norbert Lindemann

  1. フロリダクレイフィッシュ
  2. アメリカ東南部
  3. ライトブルーに濃い青のつぶつぶ、アメリカザリガニより鋭いハサミ
  4. 濃い青
  5. 濃い青
  6. (流通)フロリダブルー、フロリダハマー

日本では年に来日したザリガニ、ハサミがアメリカザリガニよりも鋭い
アメリカのボブ・ハマー氏が作出した固体は
フロリダハマーと言われている。

日本国内で安定して繁殖させない為か
雌の入荷が完全にプロテクトされているようだ。

フロリダケイブクレイフィッシュ

  1. フロリダケイブクレイフィッシュ
  2. アメリカ、フロリダ半島最南端付近
  3. うすいオレンジ
  4. うすいオレンジ
  5. うすいオレンジ、中心部がこげ茶色
  6. (流通)洞穴ザリガニ、フロリダ洞穴ザリガニ、ミレリー

地下洞穴に住んでいるので目が小さい、現在は輸入が停止されている。
地下に生息しているため、飼育は低水温で行う。 25℃程度が限界。

チョウセンザリガニ

  1. チョウセンザリガニ
  2. 朝鮮半島中部、北部
  3. うすいこげ茶(体型はニホンザリガニに似る)
  4. うすいこげ茶
  5. うすいこげ茶

ニホンザリガニの近縁種、丸みがかかっているが
かなりニホンザリガニに似る。
ニホンザリガニと似たように、チョウセンザリガニも韓国で数が減少している

シュレンクザリガニ

  1. シュレンクザリガニ
  2. 中国東部、黒龍江省の一部、ロシア、アムール地域
  3. 茶色、土のような色
  4. 茶色、土のような色
  5. 茶色、土のような色

博物学者レオポルド・シュレンクに発見された。
名前はそれに由来する。
頭胸甲の後方側面に棘がある。

低水温で、清澄な水を好む。

メキシコザリガニ

  1. メキシコザリガニ
  2. メキシコ
  3. うすい朱色
  4. うすい朱色、頭部から尾まで白っぽい模様
  5. うすい朱色
  6. (流通)ドワーフクレイフィッシュ、メキシコドワーフザリガニ、メキシコゼンポレンシスクレイフィッシュ

川、湖、沼などに生息、土手に巣穴をほる。
飼育水温は15~20℃ 25℃は超えてはいけない。

青っぽい色の種類もある。
メキシコのエテェべリア大統領から昭和天皇に寄贈された。

ミステリークレイフィッシュ

  1. ミステリークレイフィッシュ
  2. アメリカ
  3. 青っぽい地肌に黒いつぶ
  4. 薄茶に黒い模様が入る
  5. 薄茶に黒い模様が入る

メスだけしかいないのに産卵するザリガニ。
単性生殖が名前の由来となっている。
飼育条件はアメリカザリガニと同様で飼いやすい。

カメルーンザリガニ

  1. カメルーンザリガニ
  2. アメリカ
  3. 赤、薄い赤のつぶ(アメリカザリガニに似る)
  4. 赤、明るいオレンジ色から渋い褐色系

丈夫な種類で飼育条件はアメリカザリガニと同様で飼いやすい。
アメリカザリガニに似るが、ハサミが細い

ホワイトリバークレイフィッシュ

  1. ホワイトリバークレイフィッシュ
  2. 北アメリカ大陸東南部
  3. うすい茶色(アメリカザリガニに似る)
  4. うすい茶色
  5. 赤黒にうすい赤のライン

アメリカザリガニよりも低温耐性が強い
ある程度丈夫な種類。
低酸素にはつよくないので、高密度で飼育はできない。
養殖はアメリカザリガニの1/5~1/10になる。

ミナミザリガニ科

  • ヤビー(Cherax destructor)
  • マロン(Cherax tenuimanus)
  • クーナック(Cherax preissii)
  • レッドクロウ(Cherax quadricarinatus)
  • グリーンロブスター
  • イリアンシャヤレッド、ニューレッドロブスター(Cherax sp)
  • イリアンシャヤゼブラクレイフツシュ
  • イリアンシャヤブルー(Cherax albertisii)
  • オレンジロブスター(Cherax sp.)
  • マダガスカル産ザリガニ
  • マーレーリバークレイフィッシュ(Euastacus armatus)
  • ラージシドニークレイフィッシュ(Euastacus spinifer)
  • タスマニアオオザリガニ(Astacoipsis gouldi)
  • オーストラリアンクレイフィッシュ(Euastacus australasiensis)
  • コウラ

ヤビー

ヤビーの画像


ヤビーの画像
By: Jeff Webb

  1. ヤビー
  2. オーストラリア東南部
  3. 青い地肌に白い模様
  4. (流通名)パープルブルーロブスター、ブルーロブスター、ブルーヤビー

オーストラリアで最大に分布するザリガニ、ヤビーの名前の由来は
現地民の言葉で『小型ザリガニ』、現地ではさかんに食用養殖がされている。
アメリカザリガニと同様、多彩なカラーバリエーションがある。

マロン

  1. マロン
  2. オーストラリア西南部
  3. あざやかな青、雌はハサミが細長い
  4. あざやかな青
  5. あざやかな青
  6. (流通名)ブルーマロン、ブラウンマロン、エレクトリックブルーロブスター

成体になると世界のザリガニの中3番目の大きさをほこる
生息地は清涼の水域なので飼育設備もそれなりのものが必要
大変美味であるが、ニホンでは養殖の研究が停止している。

クーナック

  1. クーナック
  2. オーストラリア西南部
  3. 黒、支点が赤
  4. (流通名)ニュージェットロブスター、ブラックヤビー、ブラックロブスター

まっ黒な体に、まっ白な触角で人気がある
飼育はマロンよりも難しい
ストレスにより自分のハサミを切り離す自切行為が多く報告されている。

レッドクロウ

  1. レッドクロウ
  2. オーストラリア東北部
  3. 青、先端が赤い
  4. (流通名)ブルーロブスター、カリマンタンブルー、イリアンジャヤブルー

オスの成体にはハサミに赤いパッチが入る。
成長するにつれて独特の青になっていく。
ヤビーと比べると大型、低水温に弱い。

グリーンロブスター

  1. グリーンロブスター
  2. 不明
  3. 茶、先端が赤っぽい

2001年にニホンに入荷された。オスはハサミに
白いパッチ
が入る。

イリアンシャヤレッド、ニューレッドロブスター

  1. イリアンシャヤレッド、ニューレッドロブスター
  2. ニューギニア

ニューギニアにいる13種のうちの一種のザリガニ。
オスはハサミの外側にパッチが入る。
夜行性が強い、グリーンかかったものもいる。

イリアンシャヤゼブラクレイフツシュ

  1. イリアンシャヤゼブラクレイフツシュ
  2. ニューギニア
  3. 白っぽい~茶
  4. ゼブラ

2000年夏に日本に入荷された。
稚ザリガニの生存率が低い。体長10cm。
夏場の水温は25℃まで。

イリアンシャヤブルー、パプシアンブルーロブスター

  1. イリアンシャヤブルー、パプシアンブルーロブスター
  2. ニューギニア
  3. 黒、先端が赤い
  4. 黒い地肌、白いつぶ
  5. 黒い地肌、白いつぶ

ハサミが細く、体型はレッドクロウに似る。
成体になると20cmを超える。

オレンジロブスター

  1. オレンジロブスター
  2. ニューギニア
  3. オレンジ
  4. オレンジ
  5. オレンジ
  6. (流通名)イリアンシャヤ洞穴ザリガニ、キャロットオレンジロブスター

2001年の夏に日本に入荷された。
洞穴で生息しているためか、他のニューギニア産のザリガニに比べ目が小さく
高水温に弱い。体長はそれほど大きくはならない。

マダガスカル産ザリガニ

  1. マダガスカル産ザリガニ
  2. マダガスカル
  3. こげ茶
  4. こげ茶
  5. こげ茶
  6. (流通名)マダガスカルロブスター

マダガスカル系6種のうちの一つ。
清涼な水域に生息している。水温は23~25℃が限度。
体長10~13cm。

マーレーリバークレイフィッシュ

  1. マーレーリバークレイフィッシュ
  2. オーストラリア東南部

世界で2番目に大きいザリガニ
体長50cm、重さ3kg
成体になるまで6~9年程度かかる。
清涼で冷たい水を好む。食性は雑食性。
水温14~19℃ 限界温度は28℃

ラージシドニークレイフィッシュ

  1. ラージシドニークレイフィッシュ
  2. オーストラリア東南部

成体は約23cm ,重さ1.8kgになる大型のザリガニ。
生息域によってかなり変化がある固体。
メス14cm~19cm オス11cmで成熟
水温は9~26℃

タスマニアオオザリガニ

  1. タスマニアオオザリガニ
  2. オーストラリア、タスマニア島
  3. 黒、支点が茶色
  4. (英名)タスマニアンジャイアントロブスター

世界一大きいザリガニ、記録されているサイズでは体長80cm、重さ5kgを超える。

島北部のタマール川やクリークによく生息する。
生存数が減少しており、捕獲禁止となっている。

 

  1. オーストラリアンクレイフィッシュ
  2. オーストラリア東南部、ニューサウスウエルズ州
  3. 黒、やや赤みがある

分布域はかなり限定されている、川底が一年中水流が変わる事がない場所や
水たまりが常時ないような湿地帯でも生息する。
食性は腐食した植物。生息地では10℃以下でも活動的。

コウラ

  1. コウラ
  2. ニュージーランド

ニュージーランドにいる2種類のザリガニの一種
北島のコウラと南島のコウラがいる。北がはさみの一部が長い。
夜行性で、食性は水中昆虫や植物。温度上限は25℃。
体長 北10cm 南 20cm
養殖されたものは高級レストランに食用とされる。
当然ながら食すると美味しいようだ。

ザリガニ科

  • シグナルクレイフィッシュ(Pacifastacus leniusculus leniusculus)
  • ターキッシュクレイフィッシュ(Astacus leptodactylus)
  • ノーブルクレイフィッシュ(Astacus astacus)
  • ホワイトフットクレイフィッシュ(Austropotamobius pallipes)
  • ストーンクレイフィッシュ(Austropotamobius torrentium)

シグナルクレイフィッシュ

シグナルクレイフィッシュの画像


シグナルクレイフィッシュの画像
By: Don Loarie

  1. シグナルクレイフィッシュ
  2. アメリカ西北部、スウェーデン、イギリス、フィンランド、日本
  3. 赤茶色でハサミのつかむ支点が白い、毛のような粒があり。
  4. うす赤色
  5. うす赤色
  6. (和名)ウチダザリガニ、タンカイザリガニ

 

アメリカから食用として輸入されたもの。
日本では北海道の東部阿寒湖、摩周湖と滋賀県の琵琶湖に生息する。
秋から冬に繁殖する。
飼育は夏場の水温の上昇に注意する。

ターキッシュクレイフィッシュ

  1. ターキッシュクレイフィッシュ
  2. ヨーロッパ東部、トルコ、スペイン
  3. 黄色ぽい地肌に、こげ茶のつぶつぶ
  4. 黄色ぽい地肌に、こげ茶のつぶつぶ
  5. 薄い赤茶色
  6. (流通)スパニッシュロブスター

ヨーロッパによく生息するザリガニ、野生のものはザリガニカビ病により
固体が急激に減少している。
低水温をこのむ、16~18℃。
体色にはさまざまばバリエーションがある。褐色系、青、白

ノーブルクレイフィッシュ

  1. ノーブルクレイフィッシュ
  2. 西ヨーロッパ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア
  3. 茶色
  4. 茶色
  5. 茶色

体長は15~17cmという大きいサイズもいる。
低水温を好む16~24℃。
溶存酸素量 最小3.2mg/ℓ

ホワイトフットクレイフィッシュ

ホワイトフットクレイフィッシュの画像


ホワイトフットクレイフィッシュの画像
By: AES

  1. ホワイトフットクレイフィッシュ
  2. 西ヨーロッパ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア
  3. こげ茶
  4. こげ茶
  5. こげ茶

ホワイトクロウクレイフィッシュとも呼ばれる
ノーブルクレイフィッシュよりも小型
飼育水温は18℃あたり、最高28℃
溶存酸素量 最小2.7mg/ℓ

ストーンクレイフィッシュ

ストーンクレイフィッシュの画像


ストーンクレイフィッシュの画像
By: Stelios ZACHARIAS

  1. ストーンクレイフィッシュ
  2. 西ヨーロッパ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア
  3. 黒に近いこげ茶色
  4. 黒に近いこげ茶色
  5. 黒に近いこげ茶色

飼育水温は18℃あたり、最高28℃
溶存酸素量 最小2.7mg/ℓ
生息地がにかよっていることからホワイトフットクレイフィッシュ

と飼育環境が同じ

 

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