魚へん 春 鰆

サワラの写真

サワラの漢字

 

サワラはサバ科でありサバにやや似た姿をしていて、歯は鋭い
小さい魚を餌として食べる肉食魚。
旬の時期(冬から春)に食べると美味な魚です。

日本近海では、ウシサワラ、ヨコシマサワラ、サワラ
3種類がよく捕れる。

漢字は魚へん春と書いて「鰆」

 

 

サワラの漢字 魚偏に春と書く由来

 

サワラは春も含め4~7月にかけて産卵期であり
接岸することで、多くのサワラが捕れることにより
魚偏に春
という字があてられているという説があり。

 

または、旬が春ということで魚偏に春
いう字があてられたという説もある。

 

 

しゅんが春なので,魚偏に春をつけ鰆(さわら)と書くようになったという。

出典 – 世界大百科事典 サワラ

 

 

本来であれば、冬から春が寒サワラいって美味な魚(特に2月頃の真冬)だが
寒い時期になると沖の深場に移動することもあって、昔の漁ではそこまで
多く冬には捕れなかったのではないかと思われる。

 

春になれば陸に接岸することにより、よく捕れ旬でも
ある
ので、そのことから昔に魚偏に春とあてがわれた
とも読み取れる。

 

 

サワラの語源は

 

細長い魚ということで腹が狭いので
「狭い腹」⇒「狭腹(さはら)」⇒「さわら」
となったという説があり。

 

「サは狭なり。せばき他。ハラは腹他。この魚長大
なれども、腹せばく小他」

『日本釈名』(1699年)

一度捌いて食べてみればわかりますが、これは
サワラという魚をよく言い表した表現。

サワラの若魚(サゴシ)の画像

 

写真でみれば判りやすいが、体長は
1m程までに達する魚にもかかわらず非常に細長い魚
全長に比べるとそこまで重量はない

 

もう一つは、植物の斑点のある葉をいさ
は(斑葉)という言葉からきていて
サワラの斑点の部分が似通っている所から

イサハダ⇒サハダ⇒サハラ⇒サワラ

になったということが
日本の国語学者、吉田金彦により言われている。

『語源辞典 動物編』東京堂出版(2001年)

 

 


サワラの模様
(サワラの模様、ヨコシマサワラはトラ模様、ウシサワラは斑点が大きめにつく)

 

サワラの上部、写真のこの部分が植物の斑点を
連想させる所
から来ているとされる。