熱帯魚 ディスカスの色揚げ

ディスカスの色揚げのポイント

日常的な管理をしっかりと行い、餌、水質、水温などを適切に守ると
ディスカスの赤い色はしっかりと濃くなる。
多く混泳させている場合は、確りと餌が水槽内にいるディスカスに
いきわたるように与える。

 

餌について

  • ディスカスの赤い色はカロテノイド色素の蓄積によって生じている。
  • この色素はディスカスの体外に排出されやすいので、常に供給しつづける必要がある。
  • カロテノイド色素が含まれた餌(ディスカスハンバーグ)を切らさないようにする。

水質、水温について

  • PHは6~6.5、ワイルド系のディスカスであれば6をきらせたぐらいが良い時もある。
  • KHは3程度
  • 水質をあわせると餌食いがよくなり。よりカロチノイド色素を
    取り込みやすくなり色揚げにつながる。
  • 水温28~30℃、慣れてくると26℃(幼魚は温度を下げないようにする。)

 

 


ディスカスの青い色について

  • ディスカスの青い色は基本的に婚姻色にあたる。
  • 反射色素細胞の形成に従い発現する。
  • 反射色素細胞を体内でコントロールしているのは雄性ホルモン

これらは固体の成熟にともない現れる。平均して8~10ヶ月ごろから発達

 


ディスカスの赤い色について

  • 基本はアスタキサンチン入りのハンバーグで赤い色揚げは問題ない。
  • ハンバーグは水を汚すので水管理はまめに行う、食べ残しは取り除く。
  • アスタキサンチンはサケやエビ、カニなどに多く含まれる天然カロテノイド色素の一種。
  • 赤い色はカロテノイド色素の蓄積。
  • 天然餌、コペポーダ(動物プランクトン)にもアスタキサンチンが多く含まれる。

コペポーダとはどのような生態をもつものかという事で調べてみると
世界大百科事典第二版でコペポーダは次のように記されている。

橈脚亜綱 Copepoda に属する甲殻類の総称。コペポーダまたは胸節にある5対の遊泳脚を,ボートをこぐ橈(かい)(オール)のように動かして泳ぐのでカイアシ類とも呼ばれる。海洋および陸水のプランクトンに多数出現し,主要な部分を占め,魚類などの重要な天然飼料となる。(中略)

(世界大百科事典第二版 橈脚類(じょうきゃくるい))

海にはこのような動物プランクトンが、多くの場所でみられ海水魚の天然飼料と
なっている。海水魚の多くに、色合いが原色に近い赤などカラフルな色をもつのも
アスタキサンチンが多く含むコペポーダのような天然飼料がいたる所で捕食できるから
なのかもしれない。
水槽という小さい環境内でディスカスがアスタキサンチンを摂取するには
飼料から与え続けるしか無いようだ。

色揚げ飼料を与え続けていたディスカスの場合、色揚げ飼料を止めると
1ヶ月ほどで体色が色褪せてくる。

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