深海サメ ラブカ 妊娠期間が3年半もあるサメ

深海サメの種類 ラブカの画像
出典 – https://en.wikipedia.org/

カグラザメ目ラブカ科の海産魚、ラブカ科の魚は世界で
見つけられているものでは1科1種のみの深海サメ

地中海を除くほぼ全海洋に分布する。
日本近海でも網などにかかる、場所は
銚子沖、伊豆諸島近海、相模灘、駿河湾、熊野灘などで
見つけられている。
ラブカは駿河湾ではサクラエビ網などにかかるが
食用としてはほとんど利用されていない。

生息水深は120m~1500m程(生殖期には100~150mの浅い場所)
全長最大2m。

サメの種類であるが、サメ肌のような表皮をもっておらず
手触りの良い羅紗(ポルトガルの毛織物ラーシャ)のような肌をしているサメ。
ラブカという名前は和名を漢字で記載されているのは羅鱶
羅紗のような肌をもつことが由来とされている。

別名は「ウナギサメ」

ラブカの肌などの感触を除いて外見だけを遠目からみるかぎりでは
ウナギのような姿に思えるサメである。
背レビはひとつのみで、腹ビレと同じように体の後半部についている
この特徴がウナギを思わせる。
泳ぐ姿もウナギのような泳ぎ方で、細い体をくねくねとさせ泳ぐ。
しかし、歯は鋭く顔の部分はサメといった雰囲気をあわせ持つ。

ラブカの他の地方によっての呼び名であれば
カイマンリュウ、マムシ。トカゲなどとそのサメのような顔つきの恐ろしさを
表現したような呼び方が多い。

現生のサメ種類の中で、カグラザメとともにもっとも原始的な
サメの一つで生きている化石などといわれいる。

 

ラブカの妊娠期間は全ての脊椎動物より長い3年半の可能性が
あると解明されてきている。
誕生時の大きさは全長60cmくらいで、胎児期にはすでに鰓弁が鰓孔から露出する。
姿もほとんど大きいサイズの個体と変わらないような姿で産まれてくる。
4月下旬から7月下旬に子を産む、一度の胎児数は6~12尾。
他のサメで妊娠期間が長いものはアブラツノザメで最長2年ある。

 

身近な人間の妊娠期間は平均的に266日と1年を満たない期間
比較するとラブカの妊娠期間3年半で人間の約5倍に近い。
非常に長い期間であることがうかがえる。
サメの種類は数をすくなく産み、大きいサイズで生まれてすぐに
捕食者になることで死亡率が少なくして種を維持しているものが多い。
しかし多くが人間に漁獲されることによって、数をすくなく産むことが
絶滅の一つの要因ともなっている。

 


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