白点病の治療

白点病の治療というのは大体の場合一時しのぎにしかならない事が多く
バクテリアの豊富な濾過槽を作り、そののメンテナンスを欠かさない
ことが白点病を再発させない一番の秘訣になる。
環境が良ければ、かかりにくく、直りやすいので
白点病の予防は良い水槽環境を構築するのが最善の策になる。


白点病で効果がある殺菌灯で有効なのはレインボーライフガードQL-40
ぐらいであとは、効果が薄いようだ。

海水魚が病気にかかった場合いきなり環境を大幅に変更するというのはかなり良くない。
例えば、底砂を洗うためかき混ぜたり、濾過槽を丸ごと交換など。
病気にかかった場合、本質となる原因以外の環境は
基本的にあまり変えないほうが良い。かえることによって魚のストレスとなったり、大幅な
水質の変更となり危険である。

白点病は海水魚の種類によってかかりやすさが大幅に異なる。
かかりやすい種類はチョウチョウウオの種類ニザダイの種類フグの種類
クマノミの種類スズメダイの種類、マンダリンフィッシュの種類、ウツボの種類はかかりにくい。

ただ、クマノミの種類はイソギンチャクとともに飼育しないと
白点病にかかりにくいとまではいかない。


白点病 治療方法

治療方法は以下のような方法がある。

  • 唐辛子
  • 硫酸銅、銅イオン(効果あり、無脊椎動物は死ぬ)
  • マカライトグリーン(エビ類死ぬ)
  • グリーンFゴールド(白点病の線虫には効かない)
  • 淡水浴(効果?)
  • 自然治癒(環境がよければ○)

白点病 治療 唐辛子

唐辛子の成分に含まれるカプサイシンの殺菌効果を利用
した治療法。

良性のバクテリアまで殺菌する可能性があるので
トリートメント水槽で行うほうが無難かもしれない。

利用方法は、あわ立てネットにきざんだ唐辛子を種をとりいれ(10リットルに対して1本)、それを
水槽の水流のある場所へ置く。

以後、唐辛子を入れたままで、3日たつと新しいものに交換する。
唐辛子は100円shopダイソーに売っているもので大丈夫。

一日目は水槽の水を1/3ぐらい換える。
その後は1/10程度、水換えを行う。

白点病が消えるまでこの治療をおこなう、白点病が消えても
様子を見るため、唐辛子は水槽に数日間入れたままにする。


白点病 治療 硫酸銅、銅イオン

必要な道具は、銅イオンの薬品と銅イオンテスター。
エビ、カニ、イソギンチャク、サンゴの無脊椎動物はすべて死ぬので
別の水槽で行うなどの配慮が必要。
濃度0,5ppmで薬浴を行う、銅イオンの薬品を5gを50リットルの水槽に溶かすと0,5ppmになる。
銅イオンに弱いハコフグなどは0,3ppm,で薬浴を行う。

銅イオンの薬品は直接水槽に入れるのではなく、別の容器で
完全に海水ととけるまで待つ。
完全に溶け濃度0,5ppmの液体ができたら、直接水槽に流し込むのではなく
海水魚にかからないように少しづつ水槽に入れる。
このときサイフォン方式や点滴方式などを利用すると良い。
水槽に銅イオンの液体が入った後で再度、銅イオンテスターで濃度の確認を行う。
銅イオン濃度は時間とともに下がっていくので、2,3日に一度銅イオン測定をおこない
下がった濃度のぶんだけ銅イオンを水槽に追加で投入する。

白点病が消えるまでこの治療をおこなうが、白点病が治ったとしても
1週間ほどつづけて治療をおこなう。


白点病 治療 マカライトグリーン

マカライトグリーン、発がん性物質が含まれていることが判明したため
現在販売中止
規定量の量を水槽に投入する、銅イオンのように少しづつ
水槽にいれるのが良い。

銅イオン治療法よりも、海水魚、無脊椎動物、濾過バクテリアには影響が
すくない

エビ類には害があるので、エビの入っている場合は使用不可。


白点病 治療 グリーンFゴールド

グリーンFゴールドは白点病の線虫には効かなく、白点病にかかった海水魚を
他の細菌から守って白点病を直りやすくする薬

使用方法は、グリーンFゴールドの規定量の半分いれたトリートメント水槽で
薬浴させて、グリーンFゴールドの海水で毎日水換えを行う。
毎日水換えを行うことで白点病の線虫をほぼ捨てることが出来る。
水換えの際は水温をしっかりあわせて、温度ショックをないようにする。

念のため白点病が消えた後でも1,2日、グリーンFゴールドで水換えを行う。


白点病 治療 淡水浴

白点病にかかった海水魚を淡水に入れることによって、白点病の線虫を体から
離れること
を期待した方法。

トリートメント水槽を用意して、温度差に注意して行う。
粘膜保護剤やphコントロールも必要、元いた水槽のphに合わせる。

淡水浴する時間は重要で2~10分ほど、長い時間行うと海水魚に
ダメージを与える。

淡水浴は海水魚の体の中に入った白点病にはあまり効果が
なく、リスクもある。


白点病 治療 自然治癒

白点病が発生したとき治療を行わずにおいていると、海水魚の体から養分を吸い上げ栄養体という形になり
魚から分離し水中で数匹の仔虫に分裂して、水槽内で拡散する。
多量に分裂していくので伝染力がつよく他の海水魚にうつりやすい。

白点病は分裂するのが早く、白点病にかかった海水魚だけを他の水槽に隔離しても
元の水槽内に白点病が残るのでまた再発する可能性がある。
自然治癒の場合水換えを行い水槽内の白点病を減らすことが重要となる。
海水魚の様子をみて、細かいサイクルで水換えを行う。
この際、大幅な量水換えを行うのではなく1/10程度ずつ行う。

バクテリアの豊富な濾過槽がすでに完成した状態で、白点病にかかった海水魚の
餌の食いがかなり良い場合は海水魚の状態をみて、自然治癒を考えても良い。

 

 

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