魚へん 占 鮎

漢字は魚へん占と書いて「鮎」アユ。

 

よく知られる川魚、稀にスーパーで売られる
こともある、特有の感じの香りがし香魚とも
呼ばれる。

 

鮎 アユの特徴

 

遡河魚(そかぎよ)の魚で、川で生まれて、幼魚の時は海で育ち
また川に戻って産卵
するという性質をもつ魚。

 

この事から川の上流から下流まで見られる魚なので
いろいろな場所で扱われ、川魚の中でも記録によく残っている。

 

旬は7~8月で、その時期に三重の山中などへと行くと鮎釣り
解禁などとの表札などもよくみる。
あの暑い時期に清流の中で、釣りを楽しみその場で
食するという醍醐味を味わえるのでなかなか。

 

川魚は腐りが早い為に鮮度が命ということも
あり店で外れを引くとあまりいいイメージは持たれない
かもしれない。

 

鮎の新鮮なものは腹が張っていて、鮮度が
落ちることにより腹がへこんでくると
言われているので、買うときは参考までに

 

鮎 アユの名前の由来

鮎の天ぷら

 

名前は漢字とはややことなり、鮎という魚の姿や
行動などが由来となる説があり。
名前の由来というのは魚ではそういう感じのものが
多いです。

 

「落(あ)ゆ」⇒アユ

 

ということで、アユが産卵の為に
川を下ることに由来している説。

「アユル他。アユルとは、おつる也。ふるきことば也。春は
のぼり、秋は川上より下へおつるもの也」

『日本釈名』

 

釣りでも、スズキなどの餌となることから
落ちアユとして有名。

 

また、鮎の姿や色から、ア(小)ユ(白)となったという説。

「アユとは、アは小(ア)也、ユは白也。その形小にして色白きを云ひしなるべし」

『東雅』

 

 

鮎の漢字 魚偏に占と書く由来

鮎の背越し
(鮎の背越しの画像)

 

漢字の由来は多くの人が想像する通り
昔、「アユが占いに」偶然出てきた魚ということで
魚へんに占と書かれた。

 

元々は「ナマズ」を指す漢字として使われた鮎。
占いに鮎が関係したことからアユの漢字に代わって
いったようです。

 

ひとつに、神武天皇が大和に進撃したとき
苦戦に陥ったときに

「戦に勝てるなら、魚よ浮き上がれ」

と酒ツボを川に沈めて占いとたてたときに
浮かび上がってきた魚が鮎だったという説。

 

 

次に、神宮天皇が外国に進軍したとき、釣りで
勝敗を占い

「掛かった魚が鮎」だということで、魚偏に占いの漢字が
当てられたという説。

 

どちらも戦の勝敗を占う際に行われたことですが
偶然、鮎になったというのも不思議な感じの話です。