魚へん 及 魥

魚の干物

漢字は魚へん及と書いて「魥」ひもの

魥(キョウ)と発音

 

干物の種類 特徴

干物 赤い

 

食品を乾燥させて、内部の水分を減らすことによって
食品の腐敗を遅らせる為、昔から保存食品
として使われた
加工食品。

昔は交通が不便であり、鮮魚などの保存方法がなく
重要だった。

 

干物にも種類が多くあり、

  • 塩干し
  • 素干し
  • 煮干し
  • 焼干し
  • 調味干し

などがある。

 

塩干し

干物 ニボシ

 

 

塩をつけて乾燥させたもの
干物といえば通常は塩干しの事。

イワシの目刺し、アジ、サバ、サンマなどの開き
干(ひ)ダラなどがある。

 

素干し

スルメ(鯣)の画像

 

調味料、塩などなにも加えずそのまま乾燥させる方法

するめ、ごまめ、かずのこ、身欠きニシン。

 

焼干し

 

 

焼いて乾かした魚などでつくる、やや腐りやすい
淡水魚などで作る事が多い。

アユ、フナ、ワカサギ、ハゼ等。

 

調味干し

ヒラメの干物

 

みりん干しがよく作られる、調味液につけてから
乾燥干ししたもの。

アジ、イワシ、カレイなどでつくる。

 

現在の食品で多くみられる干物は、塩干し(イワシの目刺し)
調味干し(みりん干し)等。

 

平安京では干物は副食品として重要な食べ物とされ
干物の内、蒸蚫(むしあわび)、焼蛸(やきだこ)、
干鳥(ほしどり)、楚割(すわやり)、干鯛(ほしだい)などは
宮廷の宴会には欠かせぬ品物だったということが記されている。

 

 

 

魚へん及 ひもの 語源の由来は

身が厚い 干物

 

「ひもの」現代日本では、生鮮魚貝類を干して
作る食品に使われる。

名の通り「食品を干して作る」ことから
由来。

 

もともと昔の日本では、野菜などを干す乾物なども
干物(からもの)と呼んでいた。
昔は、生鮮魚貝類は少なかった

 

ひものはまた、削物(けずりもの)などの
別の呼び名もあり、こちらは干物の中でも削って食べるものが
多かったため。
鰹節などはこれらに属するもの。

 

魥の漢字 魚偏に及と書く由来

 

魥(キョウ)と発音して、中国では
コチなどの魚を指すのにも
使われることもある。

 

コチは日本では

魚偏に甬(よう)、伏などのつくりで
鯒や鮲などと書かれていた。

干物 大量

 

ひものの漢字のつくり「及」は

「乾」に通じかわかすという意味を
含むよう。

『魚へん漢字講座』

 

ここから、干物の漢字一文字に

魥の漢字がつけられたとされているようだ。