魚へん 完 鯇

漢字は魚へん完と書いて「鯇」アメノウオ

 

鯇 アメノウオの特徴

 

ビワマスの別名で、琵琶湖周辺ではアメノウオ
と呼ばれている。

ビワマスはサケ科の淡水魚。
もとは琵琶湖にだけ分布している種類だったが
諏訪湖、中禅寺湖などにも見られる。

 

産卵期は10月中旬~11月下旬の秋ごろ
湖に流れ込む川から
遡上(そじよう)し、浅所に産卵を行う。

この時期に、緑色をした色の斑状の婚姻色が
出る。

体長は60cmと大型に成長する、美味な魚でよく
釣りの対象となる。

 

鯇 アメノウオの名前の由来

 

アメノウオの名前の語源に関しては
生態を捉えたものが由来とされている。

 

まず『和訓栞』から

「雨ふる時に多く得る物といへり。今アメノウヲと呼べり」

 

次に『本草綱目啓蒙』

「江州さつ川にて、八月より十月にいたるまで雨後にとる」

 

など、のように秋ごろの長雨のシーズンが産卵期なので
名前の由来という語源説が多い。

 

鯇の漢字 魚偏に完と書く由来

 

鯇の漢字に関しては、日本での魚の読み違え
ていて、本来は鯇はアジア大陸に生息する草魚と
いう魚
のもののようだ。

『本草綱目』
では鯇をソウギョと書かれている。

 

このソウギョという魚、中国では割と多い
ようで、釣り具などの写真とともにかなり
多くのものが掲載されている。

 

ソウギョは写真などでみても良くわかる
丸々とぶっとく成長する、水草などを食べる
雑食性の魚でかなり貪欲。

鯇の由来は、ソウギョが丸々とした姿から
つくり完の「円い」というイメージに基づく。