魚へん 有 鮪
漢字は魚へん有と書いて「鮪」マグロ
刺身や寿司で日本人であれば誰もによく
知られる赤身の魚。
鮪 マグロの特徴
マグロの種類は世界に数多くあり
ビンナガマグロ、クロマグロ、
メバチマグロ、キハダマグロ、コシナガ
ミナミマグロ、タイセイヨウマグロ
など。
この中でビンナガマグロ、メバチマグロ、キハダマグロが
多く捕られる。
値段はクロマグロ⇒ミナミマグロ⇒メバチ⇒
キハダマグロ⇒ビンナガの順。
大きさはクロマグロがもっとも大きく3mにまでに達する。
大間のクロマグロは高額で競り落と
されるので有名。

By: oliver.dodd
(クロマグロの画像)
過去には2013年一匹あたり1億5540万円
で競り落とされたこともあります。
クロマグロは高級ですが、クロマグロの分布が
北の水温の低い海で脂がのっている部分が
多く、美味しいマグロということで高価な取引を
されています。
鮪 マグロの名前の由来
マグロは古くは「シビ」と呼ばれていた。
『和名抄』ではすでに鮪とされている。
名前の由来は
常温で時間がたつと真っ黒に変化する
ことや、クロマグロから。
「マックロ」⇒「マグロ」
また、マグロは目が大きく黒いことから。
「目が黒い」⇒「目黒」⇒「まぐろ」
と訛って名前の由来になったと
いう説もある。
「まぐろとはその眼の黒き也」
出典 – 『物類称呼』
鮪の漢字 魚偏に有と書く由来
由来の大元を辿ると、中国の「鮪」という魚
との取違えからとする説があり。
中国の「鮪」という漢字が使われていた魚は
チョウザメという種類の魚で、どちらかというと
卵のキャビアのほうが知名度は高い。
最大の種のダリアチョウザメと言われている。
チョウザメに「鮪」を付けられた由来が
マグロの漢字の由来になり
チョウザメの生態には、冬には穴の中に眠り
気温が暖かくなると出てくる魚とされていた。
鮪のつくり「有」には「ないものがちょっこり現れる」
という意を表し。
チョウザメの特徴から魚偏に有となったと
いうことのようだ。
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