魚へん 秋 鰍

漢字は魚へん秋と書いて「鰍」カジカ

一般的にはあまり聞きなれないマイナーな魚。
カジカはゴリ料理などの金沢の郷土料理で有名。

 

鰍 カジカの特徴

 

カジカは淡水魚で一生を淡水で終える種類と
海に下る降海型の二つの生活型がある。

淡水の魚がよく食されるので、淡水のものを
さすことが多い

 

淡水の種類で、多いのは、カジカ、カマキリ、ヤマノカミ
ヤリカジカなど。

魚のように鱗がなく、皮膚がなめらかでカエルの
ような感じの皮をもつ魚。
食性は肉食で水生昆虫などをよく食べる。

 

カジカを北陸地方ではゴリや、金沢ではマゴリと
呼ぶ。
カマキリはカジカの中では大型な種で全長35cm程にまで成長する。
ヤマノカミは九州の、佐賀県や福岡県などに分布。

 

鰍 カジカの名前の由来は

 

渓流域に生息するアオガエル科の
蛙の一種で河鹿(カジカ)という美しい鳴き声の蛙
との誤認
から来たとされている。

河鹿蛙は、万葉集など、多くの詩歌で詠まれてきた
庶民にしたしまれた蛙の一種。

 

 

(wikipedia カジカガエルに鳴き声も掲載されている )

よく山などに入る人なら聞き覚えもある声かも
しれない、アマガエルなどよりも静かで清涼のある鳴き声
人が近づいていくと、気配ですぐ鳴きやむ。

 

割と魚のカジカも蛙のような平べったいような
見た目で、蛙とも似ていてさらに、魚の鰍も蛙のように鳴くと
誤認されていたよう
だ。

 

『大和本草』 ゴリ(鰍)の条に

「其の大なるもの、夜に至りて鳴く。其の声清亮にして愛すべし。土人
これを河鹿と謂う」

とある。

 

鳴き声を出す所(実際には魚の鰍は出さない)
や姿が蛙の河鹿と似ている所から
カジカという名前がつけられた
由来。

 

 

鰍の漢字 魚偏に秋と書く由来


(カジカ汁の写真)

 

これも名前の由来と似たように
河鹿蛙と誤認」された所から来ている。

 

魚偏に秋と書くのは、魚の鰍がよく取れる地域では
秋になって河鹿蛙の繁殖期を
迎えよく鳴くことから。

 

「蛙の河鹿が鳴く」ことで、間違って鰍も鳴いて
いると思われ魚偏に秋という漢字がつけられたと
されている。