魚へん 豊 鱧 祇園祭りの魚

漢字は魚へん豊と書いて「鱧」ハモ
細長く歯が鋭い肉食の海水魚。

 

 

魚へん豊 鱧の特徴

ハモの画像 腹の部分

 

割と狂暴な魚、釣ると針を外すのに一苦労。

 

釣りではしっかりと狙わないと場所によってはそこまで多く
釣れるという魚ではない。
底ものの魚では重量身がありなかなか釣り味は面白い。
アナゴ狙いなどで稀に出ることがあり。

 

一般的にハモと呼ばれるのはマハモという魚を指す
スズハモという種類のほうが安価でよく出回る。
マハモの旬は梅雨明けで、この時期に脂がのりかなり
美味。

 

小骨が非常に多い魚なので、「骨切り」と呼ばれる
ことをしないといけないので
やや調理が面倒、スーパーなどで鮮魚として売られるものは
もとから加工されているものが多い。

 

 

ハモ料理は京都の祇園祭のつきもので、海が近くにない
京都ではハモが生命力のある魚ということで重宝されたようだ。

祇園祭りは別名 「鱧祭り」とも呼ばれていた。

 

ハモ料理は京都の祇園祭のつきもので,そのころになると魚屋の店先で照焼きにするにおいが町に流れている。なお,ハモの皮をしょうゆで付け焼きにして刻み,キュウリもみと合わせたものは京阪地方の夏の惣菜として親しまれ,大正期の作家上司小剣(かみつかさしようけん)には《鱧の皮》(1914)という関西情緒ゆたかな好短編がある。

出典 – 世界大百科事典第二版 ハモ

 

ハモの旬は梅雨明けで祇園祭の時期と一致している。
祇園祭は、古くは6月に開催(現在は7月)に行われていた
これもハモが使われる魚として理由の一つだったのだろう。

 

 

ハモ 地方の呼び名

 

北日本での呼び名の「はも」は「あなご」のこと
されている所もある。

アナゴの画像
(写真アナゴ、鱧と少し似た所もある)

 

ハモ(一般)

ハム(関西)

ハミ(富山)

バッタモ(京都)

 

 

鱧 ハモ 名前の由来

ハモの画像

 

名前の語源は所説あり。
主に多くはハモの特徴、鋭い歯があり狂暴な魚といった所から
来ている。

 

 

食む(はむ)⇒ハモ

ハモは肉食の魚で、釣った後でもよく噛み
つこうとする、この噛みつく所から。

 

食む(はむ)⇒ハモ

白身魚で骨は多いが美味な魚と
いうことで同じく。

 

はたみゆ⇒ハモ

うろこがなく肌が見える(はたみゆ)
から訛ってハモ。

 

はもち⇒ハモ

歯持(はもち)などが由来となりハモ。

 

海鰻(ハモの漢名)⇒ハモ

中国語音ハイマン というのの訛りから
『日本釈名』

 

ハミ⇒ハモ

姿がヘビ似ているので、ヘビ類の古語
ハミ(蝮蛇)に似るところから 由来という説
『東雅』

 

 

鱧の漢字 魚偏に豊と書く由来

 

ハモは泳いでいる所を見てみれば、姿が
ヘビのように曲がりくねって
います。

 

つくり「豊」には、「まがりくねる」という意味と
「黒い」という意味があります。
くねくねと曲がりくねった黒い色の魚ということから
ハモの漢字となりました。

 

出典 – 魚へん漢字講座 p89 はも

 

ハモの頭
(上から見ると黒っぽい魚です。)

 

ハモの姿のととれる意味合いが、豊という漢字に
意味合いにある
ことからハモの漢字が魚偏に豊と
書くようになったようだ。