オオウミウマ

 

 

オオウミウマの画像

オオウミウマの画像
By: Will Thomas

  1. 名前 オオウミウマ
  2. 生息地 太平洋~インド洋
  3. 餌 生きたイサザアミ、生きた稚魚
  4. 体長 25cm

タツノオトシゴの中では大型、色は黒が普通で販売されているものにも多い。
ときにオレンジカラーなども固体もいる。

ワシントン条約に含まれているが、フィリピンから多く輸入される。
冷凍ブラインシュリンプで育てる事ができるが餌付くまでに時間がかかる。
慣れないうちは生餌を与える。
ペットとしてマリンアクアリウムで飼育するなら、生餌の入手に手間がかかるので
少しづつ冷凍ブラインシュリンプにならしていく

 

 

オオウミウマの飼育

  • 飼育環境は水槽内の障害物になるものをあまりいれない。(体がこすれ傷がつく)
  • オオウミウマは遊泳力がないので水流は弱めに抑えておく。

 

 

他のタツノオトシゴにくらべると比較的、冷凍餌に慣れやすいタツノオトシゴで
初めてタツノオトシゴを飼育する際に、オオウミウマをおすすめしたい。

冷凍餌に慣らせる場合は、まず活餌で冷凍餌と同じものを与えて慣らして
時に活餌と同じ、冷凍餌を与えていくと慣れやすい。

初心者の方はできれば、冷凍ブラインシュリンプなどの冷凍餌にに慣れた固体が
販売されているのであれば、それを購入したほうが良い。

他のタツノオトシゴと同様にオオウミウマも消化器官が弱いので、1日何回も餌を供給する
必要がある。
水を汚さない為にも1回の餌は少なめで良い。

まずは餌の一覧を例としてあげてみる。

冷凍餌一覧

  • イサザアミ
  • ブラインシュリンプ
  • コペポーダ

活餌一覧

  • イサザアミ(採取可能)
  • 動物プランクトン(採取可能)
  • ブラインシュリンプ
  • パワーシュリンプ
  • 魚、めだか等の小魚

活餌が栄養も豊富で食いつきもよいので一番なのだが
常に供給すると、手間とランニングコストがかなりかかる。
オオウミウマの場合、冷凍餌をメインとして、ときに活餌で栄養を取ると
いう形で餌を与える。

人の手から餌をあげられる回数は限っているので
それ以外の時間に自動的に供給できる餌をゲージ内においてやる必要がある。

 

オオウミウマ 混泳

タツノオトシゴは基本的には他の魚との混泳はしないほうがよい。


混泳可能

  • ヨウジウオ オオウミウマとの混泳は特に問題とされてない。
  • 害のないスカベンジャー (ナマコ類、ゴカイ類、ヤドカリ類

 

混泳不可

  • (大きい)エビ、カニ かなりの確立で食べられてしまう。
  • イソギンチャク つかまった場合そのまま捕食される場合も多い。
  • サンゴ 下記の病気で記載するように、刺胞毒持ちサンゴにおける感染症のような     体の一部が白くなったようになる病気にかかることもある。

 

オオウミウマ 病気

タツノオトシゴは姿から丈夫そうな感じがするが、病気にもなる。
特に遊泳力があまりなく、動かないのでいまいちコンディションがわかりづらい
所もあるので、日々しっかりと観察してあげよう。

オオウミウマの一部が白くすれたようになる
一部が白くなった場合は、要注意ですぐに対処しないと数日で死んでしまうこともある。
特に刺胞毒持ちサンゴを飼育している場合に病気が発症
する可能性がある。
他の種類のタツノオトシゴにも感染しやすく。
病気が発症したタツノオトシゴはすぐに他のゲージに隔離する必要がある。

隔離するとミクサジンゴールドで浴し、エルバージュとアクアセイフ
を混ぜて直接患部に塗りこむとよい。

転覆病
この症状は、オオウミウマが深いところにもぐろうとしても
自力ではもどれなくなる病気のよう。体内に細菌が入り、その細菌のガスによって発病する。
対処法としてはまず水替えなどを行い、水流を弱くして水面付近につかまれる
ようなとまり木
を設置してやる。

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