カイヤンの飼育 餌や混泳の相性

熱帯魚ショップに行ったらサメみたいな魚をみたが
どんな魚なのか、名前がでてこない方もいるのではないでしょうか?

あのサメに似ている熱帯魚の名前は(和名)カイヤン
いいます。

ちょうどサメに似ている時期の個体がよく
販売されているかと思います。

実際に飼育していたこともあるのでカイヤンの詳しい特徴をメモ
しておこうかと思います。

性格

 

カイヤンはパンガシウス科の魚で、ナマズの一種。
小さい時の性格は憶病で神経質な熱帯魚です。

群れで一つの水槽で飼育するのであれば
悠々と水槽の中を泳いでくれるかもしれませんが
1匹2匹ぐらいを他の魚と混泳させると、隠れる場所があれば
ほとんどずっとそこに隠れたままの状態になります。
(成魚まで成長させればまた異なるかもしれません)

隠れる場所がなければフィルターの給水口とか
水槽の角の所
なんかにじっとしたままです。

ちょっと刺激を受けると、水槽の中をすごいスピードで
泳ぎ回るので、物を倒したり底面のゴミをまき散らしたりします。
これが非常にやっかいなのですよね。

これによって混泳している他の熱帯魚も
驚いたようになるので、ストレスは少なからず受けます。

見た目はサメみたいな感じかもしれませんが、性格は
かなり異なるので、本当にサメみたいな魚がほしい方は
別の魚を飼育したほうがいいでしょう。

 

カイヤンの成長速度

成長速度はかなり早いです、小さい個体から
飼育しているとすぐに水槽が窮屈になります。

成魚になると、最後には60センチ程まで成長します。

餌を抑えると成長スピードは遅くなるかと思いますが、他の魚と混泳
している場合、餌を先に奪いとるので。他の混泳している魚に餌を与えるために
餌を抑えることは難しいかと思います。

カイヤンの成魚の画像
出典 – https://ja.wikipedia.org
(カイヤンの成魚の画像 大きくなるとナマズっぽい感じになります)

他にもカイヤンは遊泳スピードが早く、他の魚と混泳するので
あれば接触したりしてストレスを受けたりします。

良く食い成長は早いので、カイヤンを飼育するのであれば、ゆとりをもって
大きめの水槽で飼育することをおすすめします。

 

カイヤン 餌

餌をやると、他の魚などより真っ先にすごいスピードで餌を
奪い
去っていきます。

遊泳スピードはわりと早いので、腹が満たされるまで容赦なく
餌をむしり取ります。

隠れる場所なんかを作っていると、ずっと姿をみないのに
餌の時だけちゃっかりと出てくるみたいな魚です。

雑食性なので、わりとどんな餌でもよく食べます。
金魚とかの安い餌でも問題なく食べてくれます。
かなり食べまくるのでコスパのいい餌がいいでしょう。

 

 

 

カイヤンを混泳する場合は


(白いアルビノのタイプもいます)
熱帯魚ショップに売られているときは、カイヤンのみ
群れで、水槽に入れられて売られていることがほとんど
なのではないでしょうか。

カイヤンのみを、群れで水槽内で飼育するのであれば
それほど憶病にならずに悠々と水槽内を泳いでくれるのかも
しれません。

しかし他の魚と混泳したり、少数を水槽内で飼育すると
ほとんど物陰や水槽のすみに隠れたりして、あまり映えない魚といった
感じです。

 

カイヤンのみで水槽内で飼育しないとやがて水槽内のちょっとお荷物的な
存在になってしまう事になる可能性が高いと思いますので。
購入する際はよく考えておいたほうがいいかもしれません。

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