ハタタテダイの種類 ツノダシとの違い

観賞魚としての人気の高いハタタテダイを写真を交えて、ハタタテダイの種類を簡単に紹介します。

 

ハタタテダイは観賞用の海水魚としては比較的寒さ強く丈夫で飼育しやすい。
餌はなんでもよく食べる、人口飼料にも直に餌付きやすい。

 

ハタタテダイはチョウチョウウオ科に属し、チョウチョウウオと似たように
白点病にややかかりやすい所があるが体力があるので以外と持ち直しやすいところがある。
見た目はツノダシに似るものも多い。

 

 

ハタタテダイと似るツノダシ

ツノダシとその他
(ツノダシとその他の海水魚)

海水魚ショップなどでもよくツノダシを見られる。
日本の近海でもよく採取できる、それほど高い値段でも
ない
のでまずまず飼育導入しやすい。

ツノダシは自然下ではよく
サンゴ礁域に生息する、単独か10匹ほどの群れでいる。
海外のパラオやハワイではかなりの大群でみられることある。

ツノダシは見た目から、温暖な所にいる海水魚という印象が強いが
死滅回遊魚が日本の近海にもよくみられる

関西であれば和歌山の加太周辺、関東であればヒリゾ浜で見れる魚の種類。

飼育については、上記したように自然下でも10匹ほどの
群れになっているので、ツノダシは複数での混泳は可能
他の海水魚などでは、ツノダシのヒレが長いので
気性の荒い海水魚と混泳させるとヒレをつつかれ
弱る可能性がある。

ツノダシを飼育する際は濾過槽に
豊富なバクテリアをつくってあげ白点病などの病気にかかりづらくして、
飼育するか、最初からプロテインスキマーなどを設置して
環境が安定させた状態で飼育。

以下紹介するハタタテダイの種類 ハタタテダイ、ムレハタタテダイ、レッドシーバナーフィッシュ
似るが違いは写真を見比べれば判る。

 

ハタタテダイ 種類

 

ムレハタタテダイ

ムレハタタテダイの写真画像

By: Cliff

生息地ではよく群れでまとまって泳いでいる。
餌はなんでもよく食べ、飼育しやすい。
やや白点病にかかりやすい。

ハタタテダイによく似る、ムレハタタテダイ
かなり似ているので昔は混同されていた。

ムレハタタテダイとハタテテダイとの違いは
ムレハタタテダイは口の部分の吻が短く胸が膨らんでいて
和名のようによく大群で群れている。

 

 

オニハタタテダイ

フィリピンからよく輸入されて販売される。
この種も餌はなんでもよく食べるので飼育しやすい。

 

 

シマハタタテダイ

成魚はオニハタタテダイとよく似ている。
サンゴなどのポリプを食べるので餌付けるのがやや難しい。

 

 

ツノハタタテダイ

背ビレの部分の形が特徴的なハタタテダイ。
フィリピンなどから良く入荷される。小さい固体だと餌付けやすい。

 

 

ミナミハタタテダイ

ポリプ食なので餌付けにくく、飼育が難しいハタタテダイの種類。

白点病にかかりやすいので、水槽に入れた直後は注意が必要。

 

 

レッドシーバナーフィッシュ

紅海の固有種のハタタテダイ。目の上に小さい突起があるのが特徴。
飼育はハタテテダイと同様、飼育しやすい。

 

 

ハタタテダイ

ハタタテダイはチョウチョウウオ科ハタタテダイ属の海水魚。

チョウチョウウオ科に属するので少し似ているが
背ビレがかなり長いので判別しやすい。

ハタタテダイは自然下ではサンゴ礁域で
よくみられ、単独か数匹でよく行動している、ハタタテダイはあまり数のある
群れはつくらない。

ハタタテダイの餌は岩などの隙間の海底生物を捕食するので
よく海底などを生息域としている。
そのため、ハタタテダイは海底への依存が高く
中層ではあまり泳がない。

ハタタテダイを飼育する場合、観賞用の海水魚としては
比較的寒さ強く丈夫で飼育しやすい。
餌はなんでもよく
食べる、人口飼料にも直に餌付きやすい。

ハタタテダイはチョウチョウウオ科に
属し、チョウチョウウオと
似たように白点病にややかかりやすい所があるが
体力があるので以外と持ち直しやすいところがある。
寒さにも強いので、温度ショックで白点病などに
かかった場合は比較的すぐに直りやすい。

海水魚飼育初心者の方は
チョウチョウウオを飼育しようとしていてハタタテダイを
気に入ったら購入を検討してみては
いかがだろうか。

ハタタテダイの幼魚は他の海水魚のクリーニングを
行う性質がある。
飼育した場合、混泳の相性が良い海水魚をタンクメイトにすると
ちょろちょろとクリーニングしている姿は
なかなか可愛らしい。

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