たこの漢字

たこの写真

たこの漢字 日本では「蛸」が使われる

タコの漢字は一種類だけでなく

「蛸」

「鮹」

「章魚」

「鱆」

 

とすべてタコと入力して変換すると出てくる漢字ですが
現在の日本では「蛸」が主な漢字として使われています。

 

「鮹」,「章魚」,「鱆」

 

などの魚の文字が入ってて海に関連する
漢字があるにも関わらず
現在でも
「蛸」という文字が使われています。

 

たこの漢字 鱆、章魚、鮹、の使われ方

たこの写真2

 

「蛸」が現在のタコの一般的な漢字として
使われるものですが、その他の

「鮹」,「章魚」,「鱆」

はどのようにして使われているのか。

 

 

まず、「鱆」は中国で使われている漢字です。

(ショウ)と読みます。

中国でタコを表記する場合は鱆よりも
「章魚」のほうが一般的なようです。

 

「章魚」は中国でタコに使われている漢字

章魚(ショウギョ)という漢字、さらに昔には
章挙や章拒という漢字がタコとして表記されていた。
実際には中国語では「魚」の文字が異なります。

 

章という漢字の意味には「あや(模様)、美しい模様」
という意味も含まれていています。
タコが体色を自由に変化できるということで
章がつけられたという考えがあります。

 

 

「鮹」に関しては昔に日本でタコに使われた漢字
鮹は虫偏を取り換えた為に昔、タコに使われたと
されています。
「鮹」も音読みで(ショウ)と読みます。

海蛸、小鮹海をタコ

出典 -『本草和名』(918年頃)

 

 

昔の名残をのこしたまま、たこの漢字に「蛸」が使われる

たこの写真3

タコという漢字はいろいろとありますが
タコの語源は主に
「手が多い」ということから来ています

 

タは手、コは子、手が多い動物

出典 -『東雅』(1717年 新井白石)

タコは多股 足が多い

出典 -『魚鑑』(1831年 武井周作)

 

八本の手ということから朝鮮では

八梢魚
八帯魚
などとされている

 

しかし「八」や「手」又は海に関する文字が入らず
「蛸」の虫偏が入る漢字
が現在では使われているのかと
言いますと。

 

 

「蛸」という漢字はクモの一種アシナガクモを表す
しょう蛸を構成する文字
アシナガクモもタコと同じように8本足
クモとの類似性からタコも海蛸とされた。
これが蛸という漢字がタコにつけられている由来です。

 

この名残をのこしたまま、現在でもタコに漢字の
「蛸」が使われている
ようです。