サメの種類 21種全画像付き
小さいサメの種類、人に危害を与えないサメ、危険なサメなど。
サメの種類を、写真画像とともに解説しているページです。
小さいサメの種類
ネコザメ(猫鮫)
画像はイラストですが、実物もこんな感じ。
近よらなければ危険性はない。
浅海の海底付近に生息する。
観賞用として飼育されることもある、最大全長1.2mの小さいサメ。
イヌザメ(犬鮫)
出典 – https://ja.wikipedia.org/
浅いサンゴ礁の海底に生息する小さいサメ。
幼魚のときは黒と白の縞模様ですが、大きく成長すると
グレーの体色に変化していく。
よく飼育できるサメとしても人気があり幼魚の黒と白の
縞模様の個体が販売されている。
初めてみると、幼魚と成魚は別の種類の魚かと
と思えるぐらいに姿が異なる。
生命力が強く、水の外でも半日ぐらいは生きることができる。
ネムリブカ
By: Elias Levy
表情は恐ろしくみえるが、比較的おとなしい小さいサメの種類。
ほとんどは写真のように海底で休息している。体長は1.6mを超えることは少ない。
シロワニ(白鰐)
By: adam w
獰猛そうな顔でワニという名前もつくが
性格はおとなしく、何もしなければほぼ襲ってこない。
全長3.2mほどのやや小さいサメの種類。
オグロメジロザメ
和名のとおり尾びれの端が黒くなっているサメ。
大きさは最大でも2m60cmとそれほど大きくありませんが、人間が接近したり
すると威嚇することもあり。
危険でないサメの種類
ノコギリザメ(鋸鮫)
出典 – https://commons.wikimedia.org/
頭部がノゴギリの歯のようにみえる、サメとは思えない独特の姿。
この特徴的な姿ですぐに判別できる。
人に危険性はない。
ツマジロザメ(爪白鮫)
By: Elias Levy
胸鰭と背鰭の先端が白いサメ。
何もしなければほぼ襲ってこない。
ペレスメジロザメ
By: Brian Gratwicke
ペレスメジロザメの体長は平均 2〜2,5m 大きい個体であれば3m付近にまで成長する。
サメの種類のなかではそれほど大きい種類ではない。
分布はフロリダからブラジルまでの西大西洋海域
カリブ海では暗礁の海底付近を泳いでいるのがよく見られる。
バハマではペレスメジロでエコツーリズムにおいて収益性があり
保護されている。
このあたりは、賛否両論あるが絶滅するサメが多い中で
このように地域に収益をもたらしつつもサメを保護するのはなかなか
いいモデルなのかもしれない。
水深 表層から水深30mまでの浅い、サンゴ礁海底を好む
餌はおなじような場所にいる、小型のサメ、エイ、硬骨魚など。
ペレスメジロザメもまたメジロザメと同様
姿が他のメジロザメの種類と似ていて見分けるのが難しい。
体色は背の色が灰色、または灰褐色で腹面は白色。
特徴としては、胸ビレ、腹ビレ、尾ビレの裏側の先端部分が
黒色となっている。
メスは出産で、体調60cm〜70cmの幼魚を4〜6匹同時に産む。
ペレスメジロザメはあまり生態は知られていないサメの種類。
それほど人間に対して危険性がほとんどなくダイバーに関しても
無関心で、基本的におとなしい性格をしているが、近辺に餌があると攻撃的に
なることもある。
メジロザメ(ヤジブカ)
By: Brian Gratwicke
メジロザメの体長は平均的な個体で 2m~2,5m
大きい個体は3m、サメの種類
そのなかではそれほどの大きさではない。
メジロザメの分布は広く、世界各地に広がっている。
マサチューセッツからブラジル南部大西洋。
ポルトガルからザイールまでの東大西洋。
南アフリカからベトナム。
インド洋、紅海、地中海、など。
遊泳層は表層から300mあたりで、主に沿岸域の海底に生息している。
メジロザメ属のサメの種類は世界に30種ほど
分布している。
日本近海に生息しているメジロザメ属の種類は
- ハナザメ Carcharhinusbrevipinna
- スミツキザメ C. dussumieri
- クロトガリザメ C. falciformis
- ヨゴレザメ C. longimanus
- ツマグロ C. melanopterus
- ホウライザメ C. sorrah
メジロザメの姿などの特徴は、背びれが大きいので
ひときわ目立ち、他のメジロザメ科のサメとも比較的見分けやすい。
背は灰色、または青っぽい灰色で、腹部は白い。
歯は上顎歯(じようがくし)の縁辺がのこぎり状
になっている。
眼には瞬膜をもつ。
メジロザメは海底付近を好み、主に海底で生息している。
餌は同じような海底層の小さい魚類が多く、夜間に活発的に餌を探し回る。
主に海底付近に生息し、夜間に餌を探すことが多いことで
人間との接触がすくない。
小さい魚類が餌であることもあり
メジロザメはあまり人間に攻撃的ではなく危険性はすくないとされている。
メジロザメは乱獲されているサメで、絶滅が危惧されている。
オオワニザメの分布は 地中海、東太平洋、カリフォルニアからマダガスカル島にいたる
インド洋、太平洋
水深 15m~900m
体長は平均3m~3.5m、大きな個体は4m
主に、沈没船や残骸物、海中の断崖の近辺などや
海底でみられる。
餌は同じような層に生息する底生魚や甲殻類など。
習性は群れをなして、季節的な回遊を行うなど。
同じオオワニザメ科のシロワニとかなり似ているサメ。
写真では少々わかりづらいかもしれないが、口の周りの歯が突き出ている
部分などはかなり似ている。
シロワニと異なる点は、オオワニザメは瞳孔が円形で大きい。
第一背ビレが非常に大きいなど。
他の近縁種では、ミズワニなども居る
日本では中部以南の沖合域に分布するサメ。
ミズワニは全長1mほどで、外洋性なので
今まで人間に対しての被害例はない。
近縁種とともにオオワニザメ、シロワニ、ミズワニなどと和名に
ワニがつくが、どれも生物学上サメの種類。
サメはワニ、フカなどと地方では呼ばれることもある。
他の水族館などはあまり搬入の例はないようだが
名古屋の蒲郡にある竹島水族館では定期的にオオワニザメの
搬入があるようだ。
巨大なサメの種類
ジンベエザメ(甚平鮫)
By: Christian Jensen
大阪海遊館でおなじみとなったサメ。海遊館の太平洋のコーナーに
展示されています。
英名はホエールシャークといい、鯨をおもわせる姿からぴったりの名前。
プランクトンしか食べないので危険性はない。
サメの中でも最大のサイズ。
ジンベエサメとやや話はそれますが、海遊館が万博跡地に2号店ができるもよう。
水族館とは少し違った形のもののようですが。
名前はNIFREL(ニフレル)のようです。
最大10mにもおよぶ巨大なサメの種類。
プランクトン食のサメで、巨大な口を開けながら、泳いでいきプランクトンを捕食する。
体重の1/4にもなる肝臓をももっている。
日本では全域でみられるサメで、地震に近い時期に打ち上げられたこと
によって、その関係性が噂されていたりする。
メガマウスザメ
出典 – https://en.wikipedia.org/
大きさ最大5m40cmの巨大なサメ。
水深300mぐらいでも見つけられたことがある。
プランクトン食で、名前の通り口を開くとかなりの大口を開くことができる。
メガマウスも打ち上げられた時期と地震発生が近かったことがあるので
地震を予兆するサメなどということがネットでは噂されている。
危険なサメの種類
ガラパゴスザメ
ガラパゴスおよび、ハワイの近辺に生息する大型のサメ。
主に海底を泳ぎ、餌はヒラメ、カレイ、カワハギなどの
を捕食する。
歯も大きく、力も強い危険なサメの種類。
姿は他のサメの種類、オグロメジロザメやドタブカに似ている。
動物にもよく見られますが、魚でもよくガラパゴスなどど
名前がつくガラパゴス諸島に分布する魚もみられます。
ガラパゴスグラント
ガラパゴスバットフィッシュ
ガラパゴスリングテールダムセルフィッシュ
ガラパゴスガーデンイール
などの魚です。
ドタブカ
出典 – https://commons.wikimedia.org/
沿岸に生息する大きなサメの種類。
体調4,2mとメジロザメ属では最大になる。
餌は、遊泳性の魚よりも、海底に生息する魚類を好んで食べる
ことが知られている。
イタチザメやオオメジロザメのように大型の哺乳類は捕食
しないとされている。
アオザメの生息地は世界の温帯から熱帯にかけての外洋域。
日本は太平洋側や東シナ海にいる。
名前の由来は体色が濃青色をしていることによる。
全長4mを超える。
サメの種類の中では最速で泳ぐ、最高は時速40km程度。
表層から水深500mまで潜ることが確認されている。
出現水温は8度~26度、活動的になるのは15度~22度で
多くは17度以上を好む。
奇細が発達し、体温を海水より1〜10度高くたもつことができる。
気性は荒い生息域が主に外洋なのであまり接触する機会はないと思われる。
同じ属にはバケアオザメという、深海サメの種類もいる。
よく似ているので混同されていた。
下はバケアオザメの写真。
出典 – https://commons.wikimedia.org/
アオザメは表層性のサメであり、同じような層にいるカツオやシイラなどを
よく捕食する。
外洋域に生息することから、人間との接触が少なく
アオザメによる人間への危険性は少ない。
ゲームフィッシングの対象になるが、釣り針にかかると抵抗してジャンプし
船の中に飛び込むことがあり、事故につながることもあり危険がある。
アオザメの肉は美味で、刺身や煮物として食べられる。
イタリアではステーキにされるようだ。
ヒラシュモクザメ
By: istolethetv
こちらも独特の姿をしたサメ、英名グレートハンマーヘッド。
英名のほうが姿とあってわかりやすい。
ハンマー型の頭部でアカエイなどの獲物を押さえつけて捕食する。
ホホジロザメ(頬白鮫)
By: Lwp Kommunikáció
ジョーズのモデルになったとされ有名。。
さすがに映画ジョーズに使われるだけあり、サメの種類の中でも一番危ないやつ。
体長は大型になる。
世界中の海の沿岸域に生息しており、日本にも生息する。
沿岸沿いの浅い所で生息し、昼行性であるため。
イタチザメ(鼬鮫) 出典 – https://ja.wikipedia.org/
体長は大型になり超危険なサメ。
マイナーだが、イタチザメも映画ジョーズに出ていたよう。
海洋生物、産業廃棄物、なんでもかんでも飲み込んでいき
波打ち際の浅い場所にまでも出てくる性質がある。
日本では沖縄、八丈島、相模湾、青森、秋田でも確認されている。
海水浴の際、遭遇する可能性が高いサメ。
オオメジロザメ(大目白鮫) 出典 – https://ja.wikipedia.org
体長4m。
淡水域にもはいりこんでくるサメで、日本では沖縄周辺で確認された。
淡水まではいってくることや、狭い場所や浅い場所まで
入ってくるので遭遇したとき危険性は高い。
ヨゴレ(汚鮫)
By: prilfish
このサメはいまいち画像がわかりやすいものがありませんでした。
ブリモドキ、コバンザメ、シイラや
コビレゴンドウの群れに混じって行動することがあるサメ。
小さい魚と共に行動するのでおとなしいように思えるが危険なサメ。
海岸にはあまりよってこないよう。
ヨシキリザメ(葦切鮫)
日本沿岸でもよくみられるサメの種類、玉数が多いので危険。
この港でもたっぷりと捕獲されている。
捕食パターンはゆっくりとターゲットに近づいていき、ターゲットの周りを
ぐるぐると旋回してから捕食する。
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