アジの生態 水温 釣り
ルアーフィッシングをやるうえで考えるベイト
そのベイトの一つとなるアジについての
生態などをざっと挙げてみました。
アジの生態とサバ
ここに書いているのはすべてアジの生態ですが
サバもアジと同じようなエサを捕食していて、同じ域を
回遊することがほとんどなのでサバの場合でも
ベイトとして考えると一致するような事柄も多いです。
サビキをやれば、よく判りますが、サバが上のレンジの
ことが多く、アジが少し下のレンジを群れで回遊していることが
ほとんどです
。
アジはサバとはよく同じ回遊しますが、カタクチイワシとは
群れにならないようです。
これもルアーセレクトする上で一つに役に立ちそう
な所。
アジの生態 ベイト
口には歯などはなく、そのまま飲み込む
ような捕食形態。
子魚 オキアミ、プランクトン
成魚 オキアミ、プランクトン、エビ、ゴカイ、小イカ、イワシ、キビナゴ
アジ 昼間 生態
日中行動性の魚で、エサを捕食する時間は太陽が出てからが
メイン。
太陽が出た時に一斉に捕食を開始する。
朝マズメ、夕マズメともに活発に行動するが
アジは日中行動性の魚なので、朝マズメのほうが
活発に行動する。
アジはわずかな光量でもエサを食べるので
日本の沿岸であれば夜にもかかわらず捕食を行っている。
夜は外敵から身を守るほうが重要なので昼よりも活発さは
劣る。
アジ 生態 水温
水温15~30℃の時
時速38kmで30分間は普通に動き回れる能力をもつ。
遊泳速度はそれほどではないですが、結構延々と
泳ぎ続けれるようです。
このアジの時速38kmというスピードを意識して
リトリーブするといいのかもしれません。
棚に関してはアジは一定のレンジにとどまらない傾向が
多い、アジがベイトとなっている時は
広くルアーでレンジを探る。
アジ 生態 釣り
アジの群れ
同じ大きさのものが群れでひと塊になっていて。
それらの群れが、まとまってさらに大きい群れになっているようだ。
基本的に3大型群団となり、1群団は数千匹の単位。
大中小と群れに分かれる。
サイズがかけ離れた大型のアジと小型のアジは
エサや遊泳スピードが異なり、群れの規律を乱すため
群れにはならない。
大きさによって遊泳レンジもことなり、大型になるほど
深い層を遊泳していることが多い。
大型のルアーを通すときは、このことも少し考慮するといいかも。
アジ 潮の影響
澄み潮は外敵から襲撃されやすいために
アジの活性は落ちる。
また、一つの群れの個体数が多くなり
群れの数は減少する。
アジは塩分濃度変化の対応が弱いため
河川の増水などで、河口付近が淡水が多量に
流れ込んできたときにその水域にはあまり
近寄らないようだ。
ボトム近辺を回遊するアジはそれほど
河川の増水の影響を受けないようです。
河川の増水は濁りが出て、シーバスをルアーで釣るには
比較的好条件になりやすいが。
アジなどを好んで捕食している時の場合は
少し考慮する必要があるのかもしれない。
アジは潮が止まると途端に食いを止めることが
多い、外敵から身をも守るために
捕食よりも保身を優先する。
アジ 天気の影響
アジは晴天時はレンジをころころと変化させる。
変わって曇天時はそこまでレンジを変えず一定の
所にとどまっていることが多く。
どちらかというと底のほうに沈む傾向に。
雨天時、降水量1~3mmの雨の時はそれほど影響はないが
5mmを超えてくると濁りがはいり海水の表面の塩分濃度が
下がる。
アジは塩分濃度変化の対応が弱く、水深の深いエリアの
ボトム付近に好んで移動することが多い。
低気圧停滞前線が近づくと、アジなどの青物は回遊のスピードを
上げ群れが表面付近に浮かび上がる。
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