イカの種類

イカの水中画像

 

よくスーパーで売られるイカや日本沿岸からでも
エギングで釣れやすいイカの種類
写真とともにまとめて掲載しておきます。

イカの種類はどれも割と似たような姿をしていて
分かりづらい事も多いので他のイカとの違いなども。

買うときや釣れた時は値段相場や旬なども気になると
思いますのでそれらも掲載。

 

ジンドウイカ

イカの種類 ジンドウイカ

 

出典 – 長崎県水産部ホームページ

  • 値段相場  安い

 

ヒイカは非常に小さいイカ、小さいものがよくスーパーに
売られている
ことがあり、それほど大きく成長していないものが
まとめて売られている。

100円ぐらいでよく売っているので見ることも多い
アオリイカよりも安いものはよく見かける。

 

サイズも小さくある程度加熱してもあまり、硬くならないので
煮つけなどにも合うイカ。
小さいので数が多いこともあり雑にあらなどを取るとやや
苦味(墨の味)が出る。

 

こいつは割と港や砂浜のゴミに紛れて、ひっそりと
潜んでいることもある(他の新子の場合もあり)。

網でも掬うことができるエギングでの釣りをするのが
面倒と思う人であっても海に来ると回収できることもあるイカなので
海に行く機会があれば試してみても。

テトラや堤防の角の部分にいることが多い
観察してみるとゴミのように波に揺られて一見緩そうだが、動く
とかなり素早い

 

ヒイカ 他のイカの種類と違いの見分け方

  • 小さい 主に8㎝前後
  • 小さいのは他のイカの新子のこともあり、少し分かりづらい。

 

 

鯣烏賊(スルメイカ)

イカの種類 スルメイカ

出典 – https://ja.wikipedia.org/

 

  • 値段相場 安い
  • 旬の季節 夏と冬

 

ヒイカやスルメイカがよくスーパーに安く
売られる
ので食卓に並ぶことも多い。
よく氷に入れられて、そのまま大量に売られているのは
スルメイカである。

アニサキスが寄生していることも
あるので刺身で食べる場合は注意。

アジ,サバ,ニシン,スケトウダラ,スルメイカなどの内臓や筋肉内に被膜におおわれて寄生しており,それらの魚類を生食してヒトに摂取されると,胃および腸壁に侵入しアニサキス症anisakiasis の原因となる。

出典 – 世界大百科事典第二版 アニサキス

 

冬から春ごろに日本の沿岸部に接岸するので
エギングでも釣れやすくなる。

よく捕れる時期では1杯100円で売られてことも多い
いかめしのイカとしてもよく使われる。

 

スルメイカ 見分け方

 

  • 頭部はそれほど細くない
  • 一般的な体型のイカ
  • 2つの長い触腕があり

 

 

槍烏賊 ヤリイカ

イカの種類 ヤリイカ

 

出典 – https://ja.wikipedia.org/

 

  • 値段相場 やや高い
  • 旬の季節 冬

 

ケンサキイカと似ているので見分けづらいイカの種類
どちらかというとケンサキイカよりも鋭い姿を
しているのがヤリイカです。

割と値段がするイカで、そこまでスーパーなどに
は出回らない。
高級なイカの刺身や寿司用として使われる。

高いだけあり食感はよく
味は甘みがありなかなかいい。

ササイカ、サヤナガ、テッポウ、テナシ、ツツイカシャクハチイカ
などの地方名がある

 

ヤリイカ 見分け方

 

  • 頭部が細い
  • 頭部が尖っている
  • ケンサキイカよりも鋭い姿

 

 

剣先烏賊 ケンサキイカ

イカの種類 ケンサキイカ

出典 – 長崎県水産部ホームページ

  • 値段相場 やや高い
  • 旬の時期 夏

 

こちらもあまりスーパーには出回らないイカ
シロイカ,アカイカなどで呼ばれることもある。

ケンサキイカとヤリイカは姿も似ている
値段もそれなりに高く、刺身や寿司にも使われる
ことが多い。

関西方面でもエギングでよく釣れるイカの種類
ヤリイカよりも肉厚、刺身にすると味は甘みがあり美味。

 

ケンサキイカは地方によって呼び名はかなりことなる

九州では本種をゴトウイカ
地方によってはシロイカ(おもにブドウイカのこと)などとも。
他には、メヒカリイカ、マワシッコとも言う。

 

ケンサキイカ 見分け方

  • 頭部が細い
  • ヤリイカと似ているが頭部が短い
  • 2本の長い下足(触腕)がある。

 

 

障泥烏賊 アオリイカ

イカの種類 アオリイカ

出典 – https://www.pref.nagasaki.jp/suisan/osakana/osakana-zukan/aoriika.pdf(リンク切れ)

  • 値段相場 高い
  • 旬 夏

 

分布は日本沿岸茨城以南、
エギングではおなじみのイカ
銅は丸い、やや横幅がある姿をしている
高いイカで、値段だけあって味は非常に美味い。
コウイカとやや似る

 

割と大きく成長するイカ。
地域によればミズイカ、シロイカ、モイカ、バショウイカ、クツイカ
などとも呼ばれる。

夏が旬でこのころに接岸してくる
エギングでも比較的釣れやすい引きがあり
楽しいのがアオリイカの釣り。

 

アオリイカ 見分け方

  • 頭部が平べったい
  • 頭部に薄っすらとした横縞
  • コウイカと似るが頭に板のような骨がない

 

 

甲烏賊 コウイカ

イカの種類 コウイカ

 

出典 – https://ja.wikipedia.org/

  • 値段相場 高い
  • 旬の時期 冬~早春

 

海の底の方にいて、釣れると墨を吐きまくるイカ
たまに釣り場が墨で汚れまくっているのをみるが
コウイカが原因のことも多い。

何度も釣っている人がコウイカであたりに墨を
まき散らしているのを見たことがあり。

 

とにかくスミというイメージが強いイカで
釣れた場合にスミを吐きまくられたて見た目が
写真のようであればコウイカ。
名前もスミイカと呼ばれることも多い

 

名前の由来は頭の部分が甲羅のように骨が入って
いることから
肉厚で食感があり、味も甘みがあり美味。

 

底に居ていることが多い、日中は底の砂泥体を
埋まって休んでいることも多いよう。
重いゴミを拾ったかと思ったらコウイカだったということも
アオリイカを釣りに行って掛かることもあり。

 

コウイカ 見分け方

  • 頭部が平べったい
  • 頭部に横縞
  • 頭の中に板のような骨
  • 底でよく釣れる

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