テッパンバイブ(鉄PAN vib) インプレ

鉄PAN vibで釣ったツバス
(青物も問題なく釣れます。)

 

パクリ感のあるソルトバイブですが、見た目だけ模して
内容はいまいちというものではなく、けっこう使える鉄板の
ひとつ
です、迷っているのであれば鉄PAN vibは
買いで。

 

  • 「飛距離」
  • 「フックの絡みにくさ」
  • 「強めの波動」

 

など、一度投げてみればわかりますが
割と使えそうに感じるかと思えます。

 

鉄PAN vib、これはコアマンのアイアンプレートを模したもの
かと思っていますので、比較対象の多くはそうなるかと。
ここでもそうしておきます。

 

飛距離

飛距離で比較するとアイアンプレートが上となります。

鉄PAN vibもまったく飛ばないという訳ではなく
結構普通にいい感じに飛距離はでます、とくに不満が出るような
飛距離ではないので普通の鉄板という感じに使えます。

飛距離に関して鉄PAN vibは必要性にして十分といった感じです。

 

塗装

鉄PAN vibもアイアンプレートもほぼ同じ
塗装はそれなりに脆いです。

ちょっとぶつけたら見た目が……という風に
なってしまいます。

少し補足すると鉄PAN vibは鼻先にボトムバンパーが
付いていますので
ボトムまで落とし込んだ時へのヘッドの部分のダメージが
少ない
です。
(たぶん壁などにぶつけたときも)

アイアンプレートはボトムに落とし込んだりして
長く使い込むとこのヘッドの先端の部分がみるも
無残にボロボロになってきます。

 

フックの絡みにくさ

バランサースリットのおかげでしょうか
思ったよりも鉄PAN vibのフックの絡みは起きづらいです。
フックの絡みにくさはアイアンプレートよりも上かと思います。
邪道 冷音14gに比べるとほんの少しだけ絡みやすいという感じ
ですが、問題のないレベル。

しかし、バランサースリットの開いた部分は
強度的に弱くなっているはずです。
鉄板はリアの部分がそれなりに曲がりやすいので
荒く使うような人は、アイアンプレートよりも曲がり
やすいという事は言えそうです。

(曲がると、斜めに泳ぐようになり。釣れづらくなります)

実釣りでは、リアの強度よりも、フックの絡みにくさのほうが
重要なので弱点とも言い難いですが。

 

鉄PAN vibは普通に投げてフォールして、だだ巻きだけの場合は
それほどフック絡みは起きづらい
です。
アクションをかける時はフォールをうまくしないと
起こります。

 

引いた時のレンジやその他

これは詳しい所まで調べていませんが
キャストして普通に引いてみた所
割と鉄PAN vibもかなり安定していると思います。

普通に落とし込んで、引いてくるだけでは
そこまでレンジが変わるということもないです。

 

他の鉄板と比べる(アイアンプレートや冷音)とやや、強めの振動で
引き釣り抵抗が強いです。
目立つアクションをしているので、何度も魚を引き寄せるというと
いう感じではないですね、例えばアイアンプレートや冷音などでは
何回かツバスを引き寄せるような状況で鉄PAN vibを投げても
一度きりということが多いです。

 

シーバスの場合一発勝負が多いので特に問題はないかも
しれませんが繊細なシーンには少し不向きでしょうか。
13gがあるようですが、使いどころが難しい所。

 

価格で比較してみると

 

若干重さで価格の差はありますが
鉄PAN vibは新品での実売価格は1000円ぐらいでしょうか

コアマンのアイアンプレートは新品で1300円ぐらいなので
ここから3割ぐらいの価格の差があります。

鉄板は遠投するものですしそれなりに
傷や塗装の剥げが出やすいですから、結構消耗品的なもの
でしょう、特に雑に投げる人には。

アイアンプレートの値段+aで鉄PAN vibを2個買えるので
コスパ的には鉄PAN vibが上であることは間違いないです。
値段と性能的なものを比較すると、実際の釣りでそこまで
釣果に差がでるかと言われると微妙な感じです。

と思っていましたが、上記したように引き釣り抵抗が強く派手なアクションで
見切られるのは早いように思えます
濁がきついような場所や状況では、そこまで見切られやすさと
いうのもデメリットになりづらいので、使いどころなどを抑えれば
それなりに使えるかと思います。

 

テッパンバイブで釣れシーバス1
普通に問題なく釣れる訳ですが

テッパンバイブで釣れシーバス2

 

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