イソギンチャク 毒
刺胞がもっている毒が強くて、指されると害になる種類の
イソギンチャクがある。
あまりお目にかかることはないが、海水浴やシュノーケリングで見たら
注意したほうが良いイソギンチャクの種類6種を記しました。
ウンバチイソギンチャク
有名なさわってはいけない害があるイソギンチャク。
色や形状からイソギンチャクでなく海藻かなにかとしか見えない、識別しづらく
イソギンチャクのなかでももっとも危険な種類。
夜には触手を伸ばしていることが多い、ウンバチイソギンチャクに触れると
非常にいたく、火傷の跡が残るといいこれ徳之島の漁師が海の蜂(ウンバチ)と呼んでいた。
フィリピンのセブ島ではウンバチイソギンチャクに刺されての
死亡例もある。
カザリイソギンチャク
体壁の房状突起の刺胞が原因で人をさす。
昼間にはしぼんでいて、夜になると高く背を伸ばし、触手を出す。
スナギンチャク
著しい色彩変化をするイソギンチャク。
小石などを足盤に付けて、砂の上に大きく触手を伸ばす。
飼育する際、色彩はあまり変わることはないが、緑色系だけは色が落ちていく。
ハナブサイソギンチャク
直径5cm程度、体壁には白い吸盤イボがある。
触手の数は48本、触手の表面に刺細胞が白点となる。
フトウデイソギンチャク
触手以外は砂に埋まっている、触手は48本。
刺激を受けると、砂の中にもぐる頂球の刺胞は激しく人を刺す。
ウデナガイソギンチャク
ハナブサイソギンチャクに似る。
ウデナガイソギンチャクが腕が細長く、こんもりとはならない。
岩礁性のイソギンチャク。
触手の頂球は人を刺すがハナブサイソギンチャクよりはまし。
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