太刀魚 仕掛け 堤防
太刀魚の釣り方、タナ、仕掛け、道糸、エサの種類などに関して実際の釣行のケースを
交えて釣れやすい仕掛けや餌を載せています。
ドラゴンが狙いたい方の為に6本指サイズの太刀魚が釣れた状況なども掲載。
太刀魚は海釣り初心者でも仕掛けで
釣り上げることのできる魚ですのでこれから
磯釣りの入門としても
おすすめできる対象魚の一つです。
海釣りと言えば、太刀魚を仕掛けでの釣り以外はしない
という方も多いほど、他の大きい魚に比べて釣れやすく
さらに捌くのも非常に楽な魚なので人気があり。
そんな太刀魚 仕掛けでの堤防からの釣り方を紹介
仕掛けも非常にシンプルであっても
釣れやすいので自作などで作っても
いいと思います。
目次
太刀魚 仕掛け
堤防から太刀魚を釣れるか釣れないかに関しての材料は
大きく分けて以下のようなものがあります。
- タナ
- 道糸
- 仕掛け
- 餌
この中の材料で比較すると
タナ < 道糸 < 仕掛け < 餌
堤防から太刀魚の仕掛けでの釣りでは
『餌が一番釣果に影響がある』かと考えられます。
一見、釣れない問題は仕掛けと思われがちですが
餌での影響は大きいです。
さすがに太いワイヤーハリス何本など目立つ仕掛けを使っていると
仕掛けが原因で釣れないということになります。
それなりに仕掛けという要因も大きいですが、餌と比べると
低いです。
特にシンプルな仕掛け 1本針のみを使った場合は明らかです。
餌を少し変えるだけでも、すぐに針に乗るようになります。
最初に太刀魚 仕掛けでの釣り方のコツをまとめておくと
- タナ 釣り場や潮により変化する ウキ下は1m~少し下程度(水深5m未満の時)
- 仕掛けの道糸 傷ついた道糸は使わない
- 仕掛け チヌ針 針は一つ ハリスは太めのフロロカーボン
- 餌 イカの切り身(アタリがあればベスト)かフィッシングマックスの赤、青キビナゴ
上のようにしておくと比較的どの状況でも
アタリにつながりやすくなります。釣り場や太刀魚の状況に
よってはかなり異なりますのでそのあたりも詳しく
詳細を説明していきます。
時期によっては、夜光虫がでて太刀魚の仕掛け釣りの場合は
影響はあり、かなり釣れづらくなります。
夜光虫の場合、太いハリスやワイヤーハリスの仕掛けで釣ると
あたりが出ないことも多いです。
太刀魚 仕掛け 深 さ
仕掛けのタナは釣り場や潮の満ち引きにもよりますが以下のように
すると太刀魚の反応が出やすいです。
(主に水深5m未満の浅い釣り場で、深い所では仕掛けのタナが変わります)
- アタリを出したい場合の仕掛けのタナはウキ下は1mから少し下程度がおすすめ
- アタリが無いときはアタリが出続けるまで仕掛けのタナを変更し続ける
- 既に他の釣り人にアタリがある場合は、仕掛けのタナを合わせる
仕掛けのタナに関しては大幅に外していなければ、比較的反応は
出やすく、そのまで釣れるに関しては大きい材料ではないはず。
仕掛けのタナと光の減衰
仕掛けのタナと光の減衰というのは関わっている
かと思いますのでまず記載しておきます。
海は場所によっての光の減衰は著しくことなる、これは有光層 Wikipediaに
記載されていますが
実際の有光層の厚さは極めて濁度が高い(不透明な)富栄養化した湖沼では数cmのこと
もあるが、外洋では200mほどにもなる。
とのことでわりと濁りがあるような堤防近辺の海。
釣り場の周りの明かりの影響がある場合。
少しのタナを落とすだけでも太刀魚からしてみれば餌はかなり見えづらく
なっていると考えられることもできます。
濁りかそうでないかで、ケミホタルの位置などにも注意する必要あり。
太刀魚 仕掛け ウキ
仕掛けのタナはウキ下は1m程度がおすすめ
夕マズメや朝マズメの時間帯
色々な堤防でのタチウオの仕掛け釣り行っいましたが、夕マズメや
朝マズメの時間帯近くはどちらかと浅い方が
アタリは出やすいです、太刀魚の活性が高い時と言い換えてもいいかもしれません。
一般的に太刀魚はタナ1ヒロ(1,5m)~2ヒロ(3m)がいいとされていますが
極端な話、餌の位置が深いよりもウキ下50cmぐらいとかの
ほうがあたりだけは出やすいことの方が多かったりします。
特に釣り場の水深が浅い所では可能性は高いです。
横の人が頻発してアタリをだしているのに、自分の所にはない
というのはタナが原因の事もありです。
浅いと、アタリは出やすいですが水面付近で警戒しているのか、仕掛けなどが
よく見えているのか(電気ウキの明かりもありますし)
食い渋る場合はすばやく半分だけエサを取られるのがほとんどです。
食い渋らない場合は、すばやく釣れ続けます。
食い渋る場合は太刀魚の反応をみつつタナを少しづつ下していくと、スッ~とウキが沈み
こんで行く良いアタリになることも多いです。
このタナは1m前後の事が多いです。
特に水深が浅いエリア(満潮時5mに満たない)ではこの傾向が強いと思います。
夕マズメや朝マズメの時間帯以外
こちらの時間帯も仕掛けのタナが浅くても、問題なくアタリがでることも多いですが
深めに仕掛けのタナを落とし込まないと、アタリがでないということも
あったりします。
これはベストシーズンが終わった頃、大阪湾でいえば11月の中頃から
夕マズメが終わってから深夜2時頃までに、この傾向が出る場合が多いと思われます。
浅くしても全然アタリがない場合に、深くタナをとってみると
いきなりアタリがくる場合もあり。
おそらくベイトの魚や気温などに関係していると思いますが、詳しいことは
判りづらいです。
アタリが出続けるまで仕掛けのタナを変更し続ける
アタリが延々とない場合も、仕掛けのタナ浅~深く変更し
続けているとアタリが出始めるときもあり
そのタナで釣れ始めることもよくあります。
しかし、釣れ始めるのは太刀魚が回遊してきたなどの別の要因の
場合も多そうです。
特に周りの釣り人にアタリがあるのに自分だけが
ない場合はためしてみる価値はあり。
既に他の釣り人にアタリがある場合は、仕掛けタナを合わせる。
これはいい手ですし覚えると釣り場に来てからすぐに
釣り上げることができます。
見るだけで人の仕掛けタナの把握する方法は
- 仕掛けを投げた後にウキが立ち上がるまでの時間
- ケミホタルの位置(タナが浅い場合)
この2点を見るだけで、ある程度は感覚だけで仕掛けのタナはわかるように
なってきます。
仕掛けのタナ合わせがほとんど必要のない時
ベストシーズンで堤防に太刀魚の数が多くいる
場合は比較的、タナの位置は浅い~4m程度であれば、どの位置でもよく
アタリが出たりします。
なので太刀魚の数が多いシーズンはタナに関してはそれほど
神経質になる必要はないかと思います。
これはいろいろな人などにタナの位置などを聞いたときに位置が全然
違っていてもほぼ全員アタリが頻発して場合があったので
太刀魚の数が多い場合や活性が高い時は特定のタナでないと釣れない
という事はまず少ないはずです。
太刀魚 仕掛け ケミホタル 位置
仕掛けのタナとケミホタルについて
75mmや100mmの大きいケミホタルを使ったほうが
餌が見えやすく、いい釣果がでそうな気がしますが
実は37mm程度のケミホタルを使ったとしても
使い方によってはそれほど変わりません
。
大きいケミホタルは使い方が悪ければ、仕掛けが
見破られやすくなり、逆効果です。
太刀魚 仕掛け ケミホタル 付け方
数多くの状況でいろいろなケミホタルを試してきましたが
大きいケミホタルが効果を発揮するのは、深いタナ、濁り
(小さいケミホタルの光が届かない)
状況の時です。
大きいケミホタルを使っておいたほうが深い層をさぐる場合にはよいかも
しれません。
75mmなどのケミホタルについているプラスチックケース
みたいなのがありますが、あれを使うのはあまり
おすすめできません。
理由はプラスチックケースをつけている
場合の時には、ほとんど太刀魚からのアタリ
がなかったのですが、もう一つ付属しているチューブに
変えたとたんに当たりが出始めたというケースもありました。
いきなり群れが流れ込んできたというわけではなく
まわりの釣り人にもぽつぽつとアタリがある状況です。
おそらく結構目立つのかもしれません。
もうひとつは、仕掛けに絡まりやすいというのもあります。
前日に大雨で濁り
仕掛けタナの事とは異なりますが光の減衰に関して、興味深いことがあったので
河口付近での釣り場のことですが、前日に大雨が降ったときのことで
その日は海一面が川から流れ込んでくる泥だらけでした。
この日の状態は光の減衰が激しく、ほとんど魚からして見れば
海の中があまり見えていない状態にかなり近い状態だったのではないかと考えられます。
理由としては
- 集魚灯を使っている人だけ入れ食い
- その他大勢の仕掛けでの釣りの人は一切あたりすら無い
ということがありました。
いつもは集魚灯などを使っている人と比べても少し釣果が
違うぐらいが多いですが、この日だけはあからさまなぐらい違い
このように釣り場の濁りがかなりひどい同じような状況では、
仕掛け釣りの場合はなんらかの対策をしていないと
太刀魚を釣り上げるのは難しいかもしれません。
太刀魚 ウキ 釣り 仕掛け pe
道糸に関してはあまり気にしない人も多いかもしれませんが
アタリに関係している要素の一つ。結論から言えば
- 傷ついたpeなどの道糸は使わない
というのがポイントになります。
フロロカーボンハリスでの仕掛けを使う場合でも、太刀魚の歯で傷ついた
場合は即交換、傷つくとかなり仕掛けを見破られやすくなります。
以下ようなケースがあったので、太刀魚のウキ釣りではかなりアタリが
出ることには関係しているしていると思われます。
堤防での釣りの事です。
最初、アタリが出て何匹も太刀魚を釣ってよかったのですが。
風がそれなりにあり、何度も投げるのが面倒と思ってそのままウキを
流していて堤防のきわの所までほおっておいたら、壁際の貝にひっかかりまして
回収するにあたってかなり道糸にボロボロに傷がついてしまいました。
それからの事というものの、いままでは調子がよかったのに
アタリが一切止まってしまうことに、いろいろと仕掛けやタナを調整してみる
もまったくアタリが出ません。
なんとなくですが、壁際の貝のことがきがかりになって
リール(道糸)ごと変えたとたん、さっきまでアタリがなかったのが嘘
のように釣れるという事がありました。
上記以外でも似たような事がテトラで何度もありますので
「道糸に傷つくとアタリには影響が出る」
PEの場合毎回リーダー交換で、ナイロンやフロロの場合は
手で触ったり目視したりして傷ついていた場合切り取っておき
道糸のコンディションを保ったほうがいい。
特にテトラで釣る場合は注意しておくべき
夜にルアーなどをすると、帰って家のなかでリーダーをじっくりと見てみると
傷つけた覚えはないのにも関わらず、かなり傷だらけになっていること
がしばしば。
おそらく気づかずに何処かに擦れていることがほとんどなのでしょうが。
ルアーでなく夜のウキ釣りであっても道糸のどこかしらに傷をもらう事も
多いです。
風が強い日なども、堤防の隙間にはさまったりして道糸や仕掛けが
傷つきやすいです。
波がある日は道糸が傷ついてもさほどアタリに影響がでなかったりも
して道糸が傷ついたと気がつかないことも多いですが。
そのまま次の釣り行にいって、アタリが全然ないとかいう場合は
道糸が傷ついている場合も多いかもしれません。
特にべた凪で全く波がないような状態だと、太刀魚は
かなり糸の傷を視認しているように思えます。
太刀魚 仕掛け 堤防
ここでは仕掛けの中でも特に重要である針の部分に
多くの説明を充てることにします。
自作になりますが、アタリを出しやすくするには
太刀魚 仕掛け 自作 簡単
(太刀魚釣り 仕掛けで釣ったもの フロロカーボンハリス 4号)
- 針 チヌの針1本
- ハリス 太めのフロロカーボン
で作るものが効果的にアタリを出しやすいです。
チヌのカン付き針が作りやすいです比較的小さいもので。
こだわるのであれば、カン付きでないほうがいいです。
とにかくシンプルに目立たないほうがいいです、餌の仕掛けと
いうのは太刀魚にじっくりと見られることも多く、少しでも違和感が
あれば、警戒して食ってこないということも多いです。
ハリスのサイズはフロロカーボンの4~5号ぐらいで、長さは20cm程です。
ハリスの長さは短すぎるとアタリが出づらく良くなく、長すぎると
仕掛けに絡まりやすく遠投するときの飛距離も落ちます。
時間があれば多数の太さの仕掛けを用意するのをおすすめします。
太刀魚の反応がまったくないような時でも、極細フロロカーボンハリスに
変更すれば釣れることも、夜光虫などの時は細くないと厳しいですね。
餌を飲み込ませさえしなければ太刀魚は軽いので1号ぐらいでも
十分釣りあげることができます。
1本針とフロロカーボンで自作する仕掛けが、釣果を出しやすい
事を説明していきます。
針の部分の仕掛けの組み合わせをまとめて
みると、おそらくこの2点に絞られてくると思います。
- 針の数 1本か2本かなど
- ハリス ワイヤーかフロロカーボン
太刀魚 仕掛け キビナゴ
仕掛けのメリット | 仕掛けのデメリット | |
針の数 1本 | 2本に比べて、太刀魚にばれにくくアタリが出やすい。 針を刺している部分がすくないので餌がボロボロになりにくい |
太刀魚にフックさせずらい。 |
針の数 2本以上 | 太刀魚にフックさせやすい。 | 1本針に比べてアタリが出にくい。 餌がボロボロになりやすい。 仕掛けによっては分岐しているので絡まりやすい。 |
ハリス フロロカーボン | ワイヤーに比べてアタリが出やすい。 | ヒットしたと同時に切られる事もあり。 上手く乗せても堤防近辺で暴れられると切られる可能性あり。 針を素早く外さないと仕掛けがほぼダメになる。 ハリスに傷がつくと交換する必要がある。 |
ハリス ワイヤー | 少し切られにくい。 | フロロカーボンに比べてアタリが出にくい。 ワイヤーによれが出ると交換する必要がある。 |
ハリスにフロロカーボンを使用したことがない人であばれ
太刀魚の歯に確実に切られると考えがちですが、フロロカーボンの4号で
あっても3本サイズぐらいまでの太刀魚であれば
新しい仕掛けであれば切断されることはまずほとんどないです。
5本サイズでも水面をスライドさせるように引き込めば。
フロロカーボンの5号でも十分に引き上げることができます。
稀に堤防からでも指6本が出ますが、指6本に針ごと飲み込まれると
フロロカーボンでかなり太くてもまず糸を切られる事になると思います。
実際に釣ったら判るかと思います、あれは普通によく釣れるのとは別ものです。
太刀魚 仕掛け フロロ
この組み合わせは、「アタリのみに特化した仕掛けの組み合わせ」になります。
デメリットも多いですが、合わせでカバーできることが割と多いです。
細いハリスでデカい太刀魚を釣った時、は釣れたではなく釣ったという
感じがします。
アタリに関しては特に顕著で、周りの釣り人がワイヤー仕掛けでエサはキビナゴ
という組み合わせでアタリが全くないときでも
この組み合わせであれば、入れ食いという状態の時もあります。
しかし、切られるという欠点はあるので
太刀魚が活性化しているような時にありますが
そのような場合には、アタリが出た瞬間に一瞬で仕掛けが引きちぎられて
いくパターンのときがあります。
この状況が続く時はフロロカーボンの仕掛けは圧倒的に弱いです。
予備でワイヤーの仕掛けを持っていく必要があります。
ベストシーズンなどで、ワイヤーの仕掛けでいくらでも
アタリが出るような時は、ワイヤーの仕掛けが有利に
なります、ただ太刀魚のサイズが小さいときフロロカーボンでも
切られることはほとんどないので、どちらの仕掛けの組み合わせを使っても
特に変わりません。
太刀魚 水平 仕掛け
水平仕掛けは、無風ベタ凪などの時に効果的な仕掛けです。
太刀魚の活性がないような食い渋る時には使える。
湾内はベタ凪の事が多いので湾内でよく太刀魚仕掛けの
釣りをする方は検討の価値があり。
写真はOWNERの太刀魚 水平4点仕掛け。
OWNER 太刀魚 水平4点仕掛け 表
(3本のワイヤーで4点を固定)
初心者の方などはそのまま使ってもいいですが
ワイヤーが3本ということで目立ちやすい。
中央のものだけを使うのがいいでしょう。
1本にしたほうがアタリは出やすいです。
波があるような時は仕掛けがそれほどばれることも少ないので
3本で固定しておくのもありです。
OWNER 太刀魚 水平4点仕掛け 裏説明
(中央の2本針の部分のみを使う)
水平仕掛けも簡単なのでフロロカーボンで
自作してもいいでしょう、中央の針さえ手に入れば1本針と
作るのはたいして変わりません。
キビナゴに針を通す時がやや面倒です。
太刀魚 仕掛け セット
基本的なタチウオの仕掛け図、3本針がアシストとして図にありますが。
目立つのでよくアタリがある時以外不要です。
錘の位置が掲載されてないですが、ケミホタルの手前につけます。
初心者向けに仕掛けのつくり方といいますか、仕掛けの
順番を簡単にのせておきます。
ウキ下からハリスをつなぐサルカンまで
は割と同じような仕掛けになることでしょう。
シンプルにすると、太刀魚にばれにくく、絡まりにくく
再度素早く作りやすいのでおすすめです。
余計なものをつけずにシンプルが一番。
参考までにウキからハリスをつなぐサルカンまでの仕掛けの
部分を載せておきます。
仕掛けの順番
道糸
↓
ウキ止めゴム
↓
電気ウキ
↓
絡み止め
↓
ウキに合ったオモリ
↓
ケミホタル
↓
ハリスをつなぐサルカン
太刀魚 仕掛け キビナゴ
(フィッシングマックスの赤キビナゴ)
仕掛けの釣りでは、釣れるか釣れないかに関して
の最終的に一番のウェイトを占めている材料にあるかと思います。
まったくアタリのない時でも、エサを変えるだけですぐに
反応してくることもあり。
一般的にどの餌を使えばベストな状況が多いかと言うと。
- フィッシングマックスの赤、青キビナゴ
数多くの釣行などから言うことができます。
イカの切り身に反応してくる時は間違いなく
キビナゴよりもイカの切り身がいい餌です。
キビナゴではアタリはあるが釣れないもしくは
アタリが出ないという状況もあります。
そのあたりも交えていろいろと説明していきます。
太刀魚仕掛け釣り 餌の種類
- キビナゴ(普通のタイプ)
- フィッシングマックスの赤、青キビナゴ
- フィッシングマックスの小型(急速冷凍)キビナゴ
- サンマの切り身
- アジの切
- イカの切り身
太刀魚 仕掛け キビナゴ 3種類
太刀魚の仕掛け釣りではスタンダードなエサ
で使い勝手が良いです。
一般的には目から通して胸のあたりに針をかけるとされて
いますが、なんども半分だけ食いちぎられる場合は
仕掛けの針をやや尾ひれに近い方にかけてみるとヒットすることもあります。
キビナゴ(普通のタイプ)
これは釣り具屋に売っているものと、普通のスーパーの
食品売り場に売っているものがありますが
スーパーの食品売り場に売っているもの
に関しては下記するキビナゴの強化を行っておかないと
頭だけ残して外されやすいです。
フィッシングマックスの赤、青キビナゴ
他のキビナゴに比べると、ヒット率は高いのはたしかです。
特にそのまま使っても、普通のキビナゴに比べると
ややしっかりとしているので、引きちぎられる率は
少ないと思います。
さらにこいつを強化してやるとなお良いです。
周りの釣り人は普通のキビナゴを使っていてアタリが
出ないときでも赤、青キビナゴを使っていると
自分だけが釣れるという状況になることもあります。
赤と青の違いはあることにはあるのでしょうが
流石に利用回数が多いということはないので
あまり詳しい違いは判りません。
フィッシングマックスの小型(急速冷凍)キビナゴ
(このぐらいのベルトサイズのタチウオに効果的)
小型のキビナゴは使いどころによっては
かなりの釣果をもたらせてくれるエサの一つです
使うのに効果的な状況は
- まだ群れが小さいサイズがほとんど、7月などで最初に
釣れ始めた頃など。 - アタリは多いが、半分食いちぎられるばかり
といった状況ではかなりの力を発揮してくれます。
デメリットは、小さくて頭が引きちぎれやすく弱いので
思い切り遠投するとすぐに交換しないといけなく餌持ちは悪いです。
小さいので太刀魚からの視認性が
悪いのか、アタリほとんどないような状況には
弱いと思えます。
太刀魚 餌 塩漬け
キビナゴの塩漬けで強化
キビナゴに関して言えば、すべて強化することができます。
強化といってもなにも特殊なことをするわけではなく
簡単、そこそこ多めに塩をまぶし冷蔵庫で保存する。
(冷凍庫に入れると使えない脆いエサに変わりますので注意)
塩をまぶす前に、キッチンペーパーなどでキビナゴの水分を
抜きとってやるといい感じになります。
塩の量はしわしわにならない適度の加減が良いかと思います。
なんども水気がでてくるので、新しいキッチンペーパーで吸い取る必要があり。
普通のものと比べてみればわかりますが、明らかに
太刀魚に頭だけが外され引きちぎられるという事がなくなり。
かなりエサ持ちがよくなります。
思い切り遠投しても普通のものと比べても
かなり持ちはいいです。
太刀魚 餌 サンマ
キビナゴに比べると仕掛け釣りでのアタリは落ちますが
サンマの切り身でも、太刀魚は釣ることができます。
特に、キビナゴにはまったく無反応だったのに
サンマの切り身だけに反応するというケースが
過去にあったので紹介しておきます。
とある釣り場での事です。時期は11月の中頃あたり、すでに
気温が低いような寒い時期です。
このあたりの時期なので気温やベイトなどが関係してそうですが
なんとも言えない所。
たまたまサンマの切り身をもっていたので、それを
使うとアタリがあり何とか釣り上げることができました。
サンマの切り身がそろそろなくなりそうな所で
帰る釣り人から残りのキビナゴをもえらる事になりました。
それを使い釣りを続投することに、サンマの切り身でもアタリがあるのだから
キビナゴでもあたりまえのように、アタリがあるだろうと思って続けてみるのですが
一切あたりが出ない。
試しに最後のサンマの切り身を使ってみると、見事にアタリはでるものの
エサだけを取られるということに。
なるほど、こういう事もあるのかと思い試しにキビナゴを
サンマの切り身のように切断してみて使ってみることに。
すると見事アタリがでました、その後3本連続で釣り上げ。
もし周りでサンマの切り身だけに反応するような事があれば
キビナゴを切断して使ってみるのも一つの手でしょう。
サンマの切り身にだけ反応するときでも、キビナゴで代用できるので
キビナゴに比べると、やや使い勝手は劣ると思います。
太刀魚 餌 アジ
そのままの一匹の魚の餌であればイワシを使う方もいるかも
しれませんが、アジに比べるとかなり腹が弱く、餌もちが
悪いのでどちらかというとアジが好みです。
アジはキビナゴに比べてもエサ持ちはかなり良いです。
アジの使いどころは、アタリがまったくないような状況です
キビナゴ、サンマの切り身に比べサイズが大きいので太刀魚からの
視認性はかなり高いと思われます。
関西でも1月の初旬とかでほとんど太刀魚から反応がないような時でも
アジ使う事によってアタリを引き出すことができる時もあります。
デメリットといえば、大きいサイズのアジを使うと太刀魚が飲み込むのに
時間が掛かりすぎるのと、太刀魚が横にひたすらひっぱりまくるので
釣り場が混雑しているとまず使うことは難しいでしょう。
一番使い勝手のいいサイズは太刀魚が一口で飲めそうな
豆アジサイズなのですがちょうどいいのが太刀魚が釣れ始めると都合よくあまり
売ってはいません。
太刀魚 餌 イカ 短
本当にいいエサです、特に太刀魚が餌を
ひっぱり続けて引きちぎろうとするような時には使える餌です。
耐久力の数値で表すと
キビナゴ 1 :
イカの切り身 10
キビナゴでは一度で半身だけ食いちぎられる時でも
イカの切り身では何度もチャンスがあるので針乗せ
やすいです、おすすめ。
毎回イカの切り身に太刀魚が反応するのであれば、良いですが
キビナゴには反応するが、イカの切り身は無反応の時もあります。
おそらくイカをよく捕食しているような太刀魚が反応するのでしょう。
エギングでイカが釣れるような釣り場のほうが反応はいいです。
よく太刀魚の歯でぼろぼろにされるので、やや太めに
切って使うのがコツです。
細く切りすぎると、太刀魚が何度もアタックしてくるような時は
すぐに針が見える状態になりやすいです。
針が見えたとたんに太刀魚が食うのをを止めます
太刀魚仕掛け釣りの餌 まとめ
(イカの切り身の代わりとしても使えるのがコレ)
イカの切り身に太刀魚が反応するときは
キビナゴよりも引きちぎられにくいので一番いい餌です。
太刀魚がキビナゴに問題なく食いついてくる場合は
アタリや飲み込むまでのパフォーマンスを考えると
キビナゴだけでいいですが、そうでない場合
サンマの切り身,アジ,イワシなどで対応しないと
アタリすら出ないこともあります。
これはベストシーズンでない寒い時期や春太刀魚を
狙う際のに多いので、普通のシーズンに太刀魚を釣る際はキビナゴ
だけでも事足りるというのが結論です。
TAGS:太刀魚, 釣り方
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