釣れる 毒魚 種類
防波堤釣りで釣れることもある毒魚や生物を写真画像をつけて
まとめて紹介しているページ。
アカエイ
こげ茶色の体色で、縁が橙色。
尾の部分に毒を注入するトゲが突き出している。
死んだ個体でも注意する必要がある。
砂の中に体を埋めて、目だけをだしていることが多い。
このことから海水浴の際、被害に合う事がおおいようで踏みつけられそうに
なった所を毒針で刺されるというパターンが多い。
沖にいそうだが、時期によっては防波堤付近にもうようよいる
こともある。
エイを飼育する際はよくトゲを抜いて飼育している人もいる。
天敵はハンマー状の頭部をしたサメ、シュモクザメによくターゲットにされるようだ。
あの頭部でこいつを押さえつけて捕食するのは不思議な感じ。
ハナミノカサゴ
By: Andreas März
ハナミノカサゴはフサカサゴ科ミノカサゴ属の海水魚。
分布は日本では相摸湾以南でよく見られる。
琉球諸島ではカサゴの種類はミノカサゴよりハナミノカサゴの
がもっとも良く見られる。
根魚でかなり生命力が強く、丈夫。
ヒレには刺されるとかなり痛い毒を持つ。
カサゴのなかでも毒魚では有名な種類、それほどどこにでも生息している
という訳ではないが、釣れると注意が必要。
若魚は背丈が低く、背ビレや胸ヒレが長いが
成魚に成長するとふっくらとして、体色も黒ずんだ色あいに
変化していく。
自然下では、岩礁域やサンゴ礁域に生息して
岩陰などの身の隠れれる暗い場所で主に潜んでいる。
主に根魚などを狙っていると間違って釣れやすい。
餌は主に小魚や甲殻類を捕食する。
スカシテンジクダイ、キンメモドキ、クロホシイチモチの幼魚などが群れる根の場所にはよく
ハナミノカサゴを見かけることができる。
このような場所では魚を捕食するために
泳いで小魚を追いかけ捕食するときもある。
目のそばに角のような細長いものがつくが
大型の固体ではついていないものや
片方だけ付いている固体もいる。
この角は木の葉のようになり眼状班がはいっている。
ハナミノカサゴは色彩変異個体が
多く、ほとんど全身が黒い固体もいる。
ウナギ
By: Richard Rutter
ウナギの毒などと聞くとよく食べる人もいるのでちょっとびっくりもする感じであるが。
こちらは新鮮な血液を大量に飲んだ場合のことで、60℃の熱で5分の加熱を行うと毒性を失う
普通に加熱調理すれば問題はない。
症状は下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難、死亡例もあり。
ウナギを捌いたときに血が、人体の目や口にはいると激しい灼熱感や粘膜の発赤がおこり、
傷口に入ると、炎症、化膿、浮腫がおこるようだ。
ウナギを釣ったりする人は十分に要注意。
よく考えると加熱しているもの意外売っている事はいままで見た事がなかったが
血の毒の為からかもしれない。
ヒゲニジギンポ
By: Brian Gratwicke
手を近づけると噛もうとする、毒のある魚。
歯には毒腺があり、噛まれるとかなり痛みが続くが死ぬような毒ではない。。
南日本でもつれるので、針はずしの際に油断すると
よく噛み付かれ危険。
ソウシハギ
食べてはいけない毒を持つ魚、内蔵に猛毒を含む。
餌のイワスナギンチャクが海産毒素パリトキシンという毒をもち
それを捕食したソウシハギの内臓に含まれる可能性があるようだ。
体長は1mになるものいる。沖縄では夏に港のロープやブイなどの近く
いる所をみることができる。
写真のものは幼魚でやや褐色の色をしている。
成魚になると全体的に青っぽくなる。
尾はリラックスしているときには広げる傾向になり。
逃げるときは筆のようになる、おそらく写真のものは逃げようとしている所。
ハコフグ
By: Andy Blackledge
カワハギの外道で釣れる魚、採食変異が多い。
幼魚は薄茶色の体に水色の水玉模様、成魚になると亀甲模様が出て
背なかが青くなる。
ストレスを与えると体の表面から毒の粘液を出す。
実際には体全体から泡のようなものがブクブクと出る。
これは水溶性の毒なのでクーラーボックスにいれると他の
魚まで毒ひたしになる。
つれた際は手で体をつかまないように注意。
キタマクラ
(上のイラスト一番下)
カワハギ類ににるが、フグ科の一種、皮膚が猛毒で、肝臓や腸も毒を
含む死亡例あり
。
日本では福島以南の太平洋でもみられるよう。
魚に詳しい人なら、あまり間違わないかと
おもうが、カワハギに似る上カワハギの外道で来るので
間違う可能性があるので釣りをする場合は注意。
キタマクラとは
『 死者を寝かせるときの 作法とされる。ふつう不吉として忌む。』
名前の由来はこのことから来ている、不吉な魚なのであまり釣りたくはない。
毒魚 ゴンズイ
写真のゴンズイは夜に釣ったもの、見るものは水中画像が多いと思うが
釣ったときはこのような見た目なので注意が必要。
群れでかたまって泳ぐ、群れでかたまって全体がボール状になって移動することから
ゴンズイ玉と呼ばれている。
防波堤からでもときおりゴンズイ玉が確認できる。
ゴンズイ玉をつくるのはおもに幼魚や若魚で、成魚は単独か数匹でいることが多い。
産卵期は夏。
(和歌山などの釣れる所では、嫌というほど釣れる)
背ビレと胸ビレに毒をもつ、アイゴと同じ毒ペプチドという
タンパク質の一種とヒスタミン類。刺されると強烈に痛みが続く。
魚体に触れてもひりひりと痛みがする。
防波堤釣り毒をもつ生物(魚以外)
アンボイナガイ
By: Richard Parker
美しい殻をもつイモガイ、刺されて死亡例多数あり。
触ろうとすると毒針で刺される、その毒は猛毒でコブラの2倍の毒性を持つ。
浅い海域にも出てくるので十分に注意が必要。
絶対に触ってはいけない危険な貝のひとつ。
ヒョウモンダコ
By: Steve Childs
ターゲットに噛み付いてフグと同じ毒のテトロドトキシンを注入する。
その毒性は非常に強力で、青酸カリの1000倍近くの毒性をもつ。
噛まれた際も痛みがでないので、ヤバイ。
ヒョウモンダコの毒で死亡した例は多数あり。
非常に攻撃性があり危険なタコ。
うっかりと踏んじゃいそうになって噛まれて死んでしまうなんて事もおこりえる。
日本国内でも浜名湖にいるようだ。
静岡県の浜名湖で、猛毒を持つタコが相次いで見つかっています。
かまれると最悪の場合、死亡する恐れがあります。
出典 – https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000090247.html
日本近海の海水温が高くなっているためか、日本の海もなかなか。
この近辺でお子様を海水浴に連れていく方はヒョウモンダコの姿を覚えておいたほうが
よいかもしれません。
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