リーフィーシードラゴン
リーフィーシードラゴンは画像のように個性的な姿をしている。
タツノオトシゴの種類ではなく、ヨウジウオ科の海水魚。
よくタツノオトシゴ展などでも水族館で展示されるようだ。
生息地はオーストラリア南西部沿岸。
体長は成魚で20cmほどで、大きな固体になると40cmまで
成長するものもいる、大部分は30cm前後で成長が止まる。
リーフィーシードラゴンは水族館ではその独特の姿から
初めて見る人に強い印象を与えるので
価値のある海水魚として扱われている。
リーフィーシードラゴンは販売価格は300万円ほどするようだ。
高額な値段の理由は、現地での採取が規制されていることと
自然状態のものは輸送中にほとんど
生き残ることができなくて亡くなってしまうこと。
特に光の遮断には敏感で長い間暗い状態が続くと
ストレスになり衰弱する。
この値段からほとんどが販売先が水族館になることだろう。
リーフィーシードラゴンの皮膚には枝分かれした突起があり、これが
褐藻類のように見えている。
海にただよう海藻に擬態し自然下ではリーフィーシードラゴンは
隠れて生息している。
リーフィーシードラゴンの生息域の環境を再現するのは難しい。
がしかしリーフィーシードラゴンは意外にも水槽環境には適応しやすく
最近では10年以上もの期間を飼育された固体もいる。
慣れてくると人間を見ても物怖じしなくなる。
リーフィーシードラゴンを飼育するには
水槽クーラーは必須で、水温は16℃に保つ必要がある。
プロテインスキマーも必要。
餌はメインがイサザアミとなる。
下の動画は葛西臨海水族園のリーフィーシードラゴンの餌の捕食シーンで
判りやすい。ゆらゆらと泳ぎながら口のみをパッと動かして餌を吸い込む。
リーフィシードラゴンの捕食シーン(葛西臨海水族園) – YouTube
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