太刀魚 似た魚

ここで紹介する太刀魚に似ている魚はすべてスズキ目タチウオ科に
属する魚
、深海魚もいたりして近海ではそれほど釣れないように
思えたりするが、船で太刀魚やキンメダイを狙った時などは
時々釣れることもある。

 

かなり似ている魚が多いので、いままで船で釣った人もそのまま
『太刀魚』と自分の中で確定して、「釣れた釣れた」などと
の扱いをしてしまっている人もいるかもしれない。

知っていれば、かなりレアものなのだから写真の一つぐらいは
とる人も多いのではないでしょうか。

 

太刀魚似た魚の種類

まずは比較対象に普通によく釣れる太刀魚の写真

堤防や防波堤でも簡単によく釣れますが
よく釣れる太刀魚も深海にも潜り生息もします。

太刀魚の全体画像
(太刀魚の全体画像)

 

太刀魚の頭部の画像
(太刀魚の頭部の画像)

 

全長は1m30cm程にまで成長します。
これ以上大きいサイズが釣れると、他の似た魚と
疑ってもいいかもしれません。

 

オビレタチ

太刀魚似た魚の種類 オビレタチの画像

 

 

太刀魚と比較するとかなりしっかりとした小さい尾ひれが付いている
上のイラスト画像ではわかりづらいがオビレタチの尾ひれは
サバのようなしっかりとした尾ひれ。

水深200~600mほどにいる深海性の魚
定置網などで採取されるよう。

 

 

タチモドキ

太刀魚似た魚の種類 タチモドキの画像

 

 

よくタチモドキとされるのは「オビレタチ」が多いのでは。
wikiの画像からみるとタチモドキには尾ひれはないよう
どちらもよく似るので判別しづらい。

太刀魚や、オビレタチと比較してもタチモドキは全体的にかなり
細長い体
をしているようです。

普段は200~640mの深さにいる深海性の魚で
採取されたものは深い所にいるので、目が膨張したように
なっていることが殆ど。

 

クロタチモドキ

太刀魚似た魚の種類 クロタチモドキの画像

 

 

こちらも深海性の魚。
水揚げされたものは写真のように全体的に焦げたように
黒くなっているで判別しやすい
元が銀ぴかの体なのでやはり黒くなると見た目がいまいち
という感じです。

クロタチモドキもしっかりとした尾ひれがあり。

生きている時は銀色ですが、水揚げされたりすると
黒く変化するよう
です。

 

 

ヤマモトタチモドキ

 

 

タチモドキと同じタチモドキ属に属する魚。
こちらも深海性の魚。

太さなども見た感じは太刀魚そっくりな魚
オビレタチと同じように尾ヒレがついているが
ヤマモトタチモドキの尾ヒレはやや小さい。

標準和名はヤマモトタチモドキのようですが
発見者の中村博士によって新和名として「ホソタチモドキ」が
提唱されている。

味は太刀魚に比べるといまいちなようで
ほとんどが釣れてもリリースされるよう。

 

ユメタチモドキ

太刀魚似た魚の種類 ユメタチモドキの画像

 

写真のように頭部がかなり丸い、写真をみると
太刀魚をよく釣っている人などはかなり違和感を覚える
はずです。
背びれも頭の上のあたりまで付いています。

頭の所になにかがついたような、なんとも面白いような形。
全長は約2m程にまで成長し、掛かるのはおおよそ
2m未満のサイズが多い

ユメタチモドキも他の太刀魚に似ている魚のように
尾ひれがあり。

 

ヒレナガユメタチ

 

太刀魚と比べると頭部に長いヒレが一つあるので
判別しやすい魚。

全長2m程とかなり大型にまで成長する
釣りごたえがありそうな魚ですね。

水深200~350mに生息する深海性の魚。
船などでは時に釣れるようです。

 

ナガユメタチモドキ

太刀魚似た魚の種類 ナガユメタチモドキの画像

 

ナガユメタチモドキは写真をみても、かなり太刀魚似た
魚ですが、全長2m以上にゆうに達する

日本で釣れる太刀魚に似た魚のなかでは一番巨大になり
鳥取の海で2m50cmほどのサイズが採取されたようです。

 

写真などをいろいろとみれば分かりますが、かなり長いので
個体によっては釣れるとすぐに判別できる
でしょう。
こちらも極小の尾ひれがついています。

この長いサイズが釣れると、かなり面白そうですね。
引き上げたと思ったら、まだまだ続くみたいな。

ナガユメタチモドキはかなりレアな個体なようで
長い太刀魚がつれたら一度確認してみてはいかがでしょうか。
釣った人のほとんどが巨大な太刀魚と思うようです。

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