魚へん 少 魦

漢字は魚へん少と書いて「魦」イサザ

魦はサメやハゼなどの漢字としても
使われていたことがあった。

 

 

魦 イサザの特徴

 

琵琶湖にしかいない非常に小さい魚
ハゼ科で色は灰褐色をしている。

産卵期には、雄の腹部に婚姻色が
現れる。

ウキゴリ C. urotaeniaの陸封型
とされる、琵琶湖固有種
鮎なども琵琶湖に陸封されたタイプも
いる。

食材として使われる時は
イサザの佃煮などが有名な魚。

旬は秋ごろで、9月の半ばごろからいさざ引きと
いうイサザ漁が琵琶湖でははじまる。

 

イサザ(魦)の語源

 

イサザは体長が約5~8cmしかない淡水魚、さらに
体が細い。

 

大きさが小さいということを表す

「細小」(イササ)

 

という言葉から名前の語源がきていると
されている。

 

魦の漢字 魚偏に少と書く由来

 

イサザは、底性のハゼでこの生態から
漢字の由来があり。

 

「少」は沙(すな)の省略形の漢字で、イサザは底に
いて砂を吹き上げる小魚

そこから魦という漢字があてられた。

沙は、細かくばらばらに砕けた石が集まったすな。
非常に細かい石などの意を表す。

 

底もののハゼなどは主に沙と関係することも
多く、ハゼなども「鯊」の漢字

 

 

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