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ふか(鱶)とサメの違い

サメの卵の画像
(上はサメの卵の写真)

 

フカという言葉、これは主に昔にサメに使われていた言葉。
和名が地方などでついたサメも多くいるので、フカという言葉が
ついたまま名前になっている種類も多い。

 

永遠の0では小山がラバウルの到着目前で燃料が尽きて海面に
不時着した後で、暗い海の中で「鱶」に喰われたかもしれない、というシーンがある。

 

かなり昔に小説で読んだが、印象深いシーンの一つ
助かったかどうか分からないというのが又、読後感がいろいろと
残るところもある。

 

ラバウル上空を飛ぶ B-25
(ラバウル上空を飛ぶ B-25)
あの場面を読んでフカ(鱶)というのが
何か詳しく知りたくなった人も多いはず。

 

 

ふか(鱶)という言葉がどのように使われていたのか
サメ(鮫)との違いを、調べてみた事を書いてみた。

ふか(鱶) 標準和名につかわれる魚


(標準和名に ふか(鱶)とつくネムリブカ)

サメのなかでも標準和名にもサメとフカ、さらにはワニを用いられている
サメの種類がいる。
これは正式な和名なので、地方の呼び名とかではない。
普通にフカやワニと名称されている。

サメ

  • ホホシロザメ
  • ヨシキリザメ
  • イタチザメ

ワニ

  • シロワニ
  • ミズワニ

フカ

  • ドタブカ
  • ネムリブカ

 

ふか(鱶) 地方の呼び名 サメとの違い

 

関西以西の地域ではよくサメをフカと呼んでいたりしたこともあったそうだが
今はほとんどの人がフカではなくサメというのではないだろうか。
わりと昔にはフカと呼ばれていたようだ。

シロワニの画像

By: adam w


(シロワニの画像)

ちなみに山陰地方では、サメをワニと呼んでいた地域もあり。

サメがフカと言われていた説は何個かある。
以下のものがフカと呼ばれていたと思われる説である。

  1. フカは深いところにいるからフカと言われていた
    という説。

  2. 漢字ではサメ『鮫』 フカ『鱶』と書くが
    フカは胎児であるから魚に養うと書くという説。

  3. 大型で性質狂暴なサメの種類をフカ (鱶) という説。

 

フカとサメの違いは、地方によってはそう呼ばれていたと
言う違うだけでフカとサメは同じ魚だと
いうこととなります。

サメのほうは眼が細いから狭目(サメ)と呼ばれるように
なったと言われています。

鱶(ふか)という漢字について

漢字は魚へん養と書いて「鱶」フカ

これもにサメを表す漢字の一つ。

 

魚へん養 フカ(サメ)の特徴

ホホジロザメの画像

サメは種類が多く、基本的なイメージとして
あるようなホホジロザメのようなサメ以外にも

小型のサメから、シュモクザメのような特殊な
サメも多い。

ミズワニ、シロワニなどの標準和名にワニが付くサメも
いるがこれも、漢字の鱶が理由となっている
と考えられる。

 

フカと食材で言えば、高級食材フカヒレなどが
有名な所、つばめの巣に次ぐ高級品。

多くの種類の「サメのヒレ」から獲れることが
できるので、サメが乱獲される原因となる。

人間が獲りすぎた為、サメの絶滅危惧種も多い。

フカヒレは白翅と黒翅に分けられる。

白翅は、メジロザメ、マブカザメ

 

黒翅は、アオザメ、ヨシキリザメ、ネコザメなど

 

 

フカ(鱶)の語源

アオザメ(青鮫)の画像

 

フカは大形のさめ類の俗称

 

基本的に大型のサメはそれほど沿岸部に
近寄らない事が多い。

大きい個体が浅場に近寄るのは産卵の時が多く
一般的に沖の深い海域に多くが生息する種類が多い。

このことが「フカ」の語源の由来もあり。

 

新井白石
「そのある所の深きをもて、此のありしに似たり」

『東雅』

 

「深い海に居る魚」⇒「フカ」

となっていったという説がある。

 

鱶の漢字 魚偏に養と書く由来

ドタブカの写真画像

 

(ドタブカの画像、標準和名にフカとつく)

日本で鱶はサメに使われる漢字

日本ではワニに使われていたことがある
これは漢字を取り違えていたことによる。

そのため山陰地方などではサメのことをワニ
呼んでいた、サメの和名にワニなどが付いているものも
居るのはこの為かと思う。

 

魚偏に養と書く由来はサメは種類により胎児性の
ものも多く
、卵を産むような魚ではない
この特徴を捉えて

「子を養う」などの意から

魚偏に養と書く、それがフカとなって
いったと言われている。

 

 

日本ではサメを表す漢字に使われるが

中国などでは、魚の干物(イシモチ類)
を表す漢字に使われていた。

 

つくりの「養」にはやしなうなど
以外にも日に当てるという意味もあり
魚を干して作る、保存食の干物に
対して使われていたようだ。