ガーパイクの種類
ガーパイクの種類は肉食であるが、見た目とは異なり
温和な魚で、他のガーパイクの種類や大型魚などと
混泳してもほとんど争うことがない。
そのため、他の大型魚などと混泳している水槽をよく見かける。
低温への耐性もある種類も多く、温度変化の少ない暖かい室内で
あれば冬でもヒーター無しで飼育できるもの多い。
低温への耐性があるので、日本の川や池などに密放流されても
冬に死ぬことがなく生息している個体もよく見かけられている。
ガーパイクの種類一覧
アリゲーターガー
プラチナアリゲーターガー
ショートノーズガー
ロングノーズガー
スポッテッドガー
トロピカルジャイアントガー
ニカラグアガー
マンファリ
ガーパイクの種類
アリゲーターガー
By: Cliff
飼育下でも全長2m以上にまで育つ大型魚。
1000円前後で、小さいサイズの幼魚がかなりの数
販売されている。
飼育したいと衝動に駆られると簡単に手を出せる
種類の魚なのでついつい買ってしまいがちだが
成長は非常に速いので後あとのことまで考えてから
購入するべき。
成長したときの全長や価格などから、ガーパイクの中
では、一番密放流されやすい。
小さい幼魚でも、餌を毎日しっかりとやり続けると
1年で1m程度にまで成長する。
しかしこれは2m近くの大型水槽で育てた場合であって
もう少し小さい水槽だとそこまで大きくはならない。
それと餌の量をかなり控えめにすると成長速度は
かなり落ちる。
日本各地の池や川などでも発見されている魚であり。
低温の耐性もそれなりにあります。
プラチナアリゲーターガー
出典 – https://www.youtube.com/
アリゲーターガーの白化個体、アルビノではない
種類のタイプです。
ガーパイクの細かい鱗の感じと白さがあいまって
なかなか極上の美しさをもっています。
アルビノの個体はいろいろと問題がある魚が多いの
ですが、こちらは普通のタイプですので
特に普通のアリゲーターガーと同じ飼育方法で
問題がないです。
主に輸入されてくるのは養殖場からで。
自然下でもこのタイプのものは生まれるのですが
天敵に目立ちやすくて大きく成長する前にほとんどの
個体が食べられるようです。
あまり出回らない個体なので価格はかなり高額です。
他の大型魚も同様にプラチナタイプの個体はあまり
出回らないので欲しいとおもったら買っておいたほうが
良い場合も多いです。
出ない時期は数年ぐらい出ないときもあります。
ショートノーズガー
出典 – https://www.youtube.com/
名前のように短い吻が特徴のガーパイクの種類。
幼魚の体中央に黒いラインが入るが、成長とともに
ぼやけた感じになり最終的には消えていく。
主に養殖されているものが、輸入されて販売されている。
全長は最大70cm程度とそれほど
大きくはならないので、一般家庭でも飼育しやすい。
ロングノーズガー
By: Cliff
こちらは長い吻が特徴のガーパイク、特徴とも呼べる吻が
長いのが見た目がよいからか、わりと人気がある。
小さい個体がよく輸入されている。
吻が長いので、あまり大きい餌は捕食できない。
全長はショートノーズガーと同じように最大70cm程度とそれほど
大きくはならないので、一般家庭でも飼育しやすい。
分布がカナダなどにもあるので、低温への耐性がある。
スポッテッドガー
By: Carnat Joel
アリゲーターガーと同じように1000円前後で
小さい個体がよく販売される。
それほど大きくはならず、飼育下では1m未満までしか
成長しない。
成魚になって体にはいる斑紋が個体によって異なるようで
鮮明にはいる個体からうっすらと入る個体まで
いろいろといる。
スポッテッドガーもアリゲーターガーと同じように
日本各地の川などでも発見されている魚であり。
低温の耐性もそれなりにあります。
トロピカルジャイアントガー
出典 – https://www.youtube.com
スポッテッドガーによく似るガーパイクの種類。
体に入る斑紋がスポテッドガーより細かく鮮明で
各ひれにまでも模様が入るのが特徴。
ガーパイクの種類では比較的高価な魚です。
飼育下でも1mぐらいまでは成長する。
ニカラグアガー(ジャイアントガー)
出典 – https://www.youtube.com/
今はほとんど入荷されずに販売されないガーパイク。
体に模様もほとんどはいらず、それほど人気はない。
個体による模様の変化もほとんどない。
ややマニアックな種類。
全長は1m程まで成長する。
マンファリ(キューバンガー)
出典 – https://www.youtube.com/
体にはほとんど模様がないガーパイク。
飼育下の個体は他のガーパイクに比べ、体が太い感じ
がやや目立つ。
全長は150cm以上にまで育つ。
昔はほとんど輸入されてこずに、入手は困難であったが
最近はある程度の輸入があるので購入
しやすくなった。
全身が黄金色の黄変の個体などもいる。
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