フィロメトラ属 ブリ,カツオ,鯛などの寄生虫

サーフで釣ったハマチ(ブリ)

サバの寄生虫はアニサキスがテレビなどでも
放送されてよく知られていますが。

 

よく鮮魚として販売される魚にはフィロメトラ属の寄生虫が
つきます
、どのようなものか気になる人
もいるのではないでしょうか。

 

 

このフィロメトラ属の寄生虫はブリ(ツバス、ハマチ)などにつきます。
ブリは刺身や切り身などかなりよく売られる
こともあり食する機会も多いことでしょう。

 

 

ブリは出世魚 すべてにフィロメトロイデスが寄生する

ブリの画像大

 

ブリは出世魚なので、以下のような名前で売られて
いたとしても、サイズが異なるというだけで同じ魚です。
特に切り身や刺し身でよく売られることが多いので
分かりづらいと思います。

 

 

関東での名前

ワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリ

関西での名前

ツバス⇒ハマチ⇒メジロ⇒ ブリ

 

関西ではツバス、ハマチなどのサイズがよく、刺し身で販売
されることも多いです。

 

 

ブリの画像

(ブリ(Seriola quinqueradiata) の画像)

学名で言えば全て Seriola quinqueradiata

という魚で、80cm以上に成長したものが ブリ(鰤)と呼ばれる
それ以下はサイズによって呼ばれ方がことなります。
これは出世魚の特徴です。

 

 

 

主に、大きく成長するサイズの魚で、多く
よく漁獲される魚
がこのように出世魚として
取り扱われていることが多いです。

 

別の見方をすると、出世魚であれば
鮮魚として、よく取り扱われてきたという経緯を
もつ魚が多いですね。

 

 

 

話はそれましたが、ブリに寄生するフィロメトラ属も同じく
どのようなサイズのものにでも寄生するので
たとえ名前が異なっていても、同じく寄生すると
いう事です。

 

 

フィロメトラ属の寄生虫

 

ブリに寄生するのはフィロメトロイデス(ブリ糸状虫)と
いう寄生虫で、フィロメトラに属する線虫の仲間です。

 

このフィロメトラに属する線虫他にも
いろいろなよく売られたりする鮮魚にも
寄生するものです。

 

 

 

フィロメトラ・ラテオラブラシス

釣ったスズキ

宿主 マダイ、スズキ、イサキ

フィロメトロイデス・ラテオラブラシスは、スズキを狙ったような
寄生虫のネーミングのようです。
Lateolabrax japonicus というのがスズキの学名。
一番よく寄生されるのでしょうかね。

 

フィロメトラ・セバスチスシ

カサゴ(ガシラ)の画像

 

フィロメトラ・セバスチスシの

宿主は主にカサゴ

よく釣れるカサゴにも寄生する線虫。
カサゴはそれほど寄生虫がついていない感じのする魚ですが
以外にもフィロメトラ属が寄生します。

 

フィロメトラ・イニミシ

 

宿主 オニオコゼ

 

 

フィロメトラ・シエネ

宿主 シログチ

 

 

フィロメトロイデス(ブリ糸状虫) ブリの寄生虫

ブリ糸状虫の画像
出典 – https://www.youtube.com/watch?v=DPApJIcVELQ
アニサキスの画像
(上 ブリ糸状虫、下 アニサキス)

 

ブリに寄生するもので多く知られているものは
フィロメトロイデス (Philometroides seriolae) ブリ糸状虫
カツオなどにもよく寄生するようです。

 

 

ブリ糸状虫の見た目の特徴としては、細長く、橙赤色の体で
全長40cm
を超すものもいます。
アニサキスと比べると太く、かなり長い場合が多い。

 

 

どのように寄生しているのかというと、
筋肉の中にまで入り込み、体をとぐろ状に巻いて
寄生していることが多く、かなり目につきやすい
です。

 

 

内臓などのアラなどの中に入り込むのであれば
それほどの影響はありませんが
筋肉の中にまで入り込むというので厄介なもの。

 

 

時に体からはみ出てることもあり、ブリが泳いで
いる際なにかが飛び出しているような状態に
なっているものもいます。

 

 

これは成虫になったときにブリの魚体からはい出てきて
水中に自分出し、破裂させることによって
仔中を水中に放出させるようです。

 

 

ブリ糸状虫がブリに寄生するのは春先が多いようです。
それなりに目立つ寄生虫なので、漁獲されたものからはほとんど
取り除かれているはずですが、肉の中にまで入り込む
寄生虫なので少し注意が必要です。

 

 

ブリ糸状虫を万が一食べてしまったとしても
人体に影響はないようなので、影響としては見た目の
グロさぐらいでしょうか。