グルクンの種類 多く味も違う

グルクンは沖縄を代表する県魚。
1972年に沖縄がグルクンを県魚に決定したようだ。

本土でいうところアジのような魚。
種類も多くは青く綺麗な色合いをしている。

 

沖縄には思ったよりも本土でいるような
サビキで手軽に釣れるような魚がそこまでは多くない。
冬などは餌でフカセやぶっこみ釣をしている人が
多く見られる。

グルクンはその中でも簡単にサビキで手軽に釣れる魚
なので割と食されている。

 

グルクンの種類

※()内は沖縄での呼び方

 

タカサゴ (グルクン)

 

沖縄ではグルクン釣りにはじまりグルクン釣りに
終るといわれるほとポピュラーな魚。

 

体色は沖縄の海にマッチしている綺麗なライトブルーの
色をしている、尾びれの先が黒い点があるのが特徴。

 

英名 Double-lined fusilier
と呼ばれる。
グルクンは2本の黄色い中央の線の上にもう一つ、うっすらと
が入る。

 

ライトブルーなのは通常の生体時で、「夜の休息時」、「興奮している時」、「死んだ時」
などかなり赤っぽい色になる
陸に挙げるとすぐに色が変化するので、釣りあげると
それほど綺麗にはみえない。

グルクンの種類はこのように状態によって
体色が変化するものが多い。

 

ニセタカサゴ (カブクェグルクン)

 

標準和名にニセとつくだけあって全体的な姿はグルクンにほとんど同じ。
グルクンとの違いは体中央と背びれ付近に2本のみ
黄色い線

食品としては、グルクンとあまり区別されずに
取り扱われることが多い。
よくスーパーなどではそのまま「タカサゴ」や「グルクン」で
販売されるようだ。
味もグルクンによく似ている。

 

 

ササムロ (ヒラーグルクン)

 

体中央の側線のうえを黄色い線、尾びれに太い黒いラインが入る。
1kgとグルクンにしては大型になるようだ。

こちらの味もグルクンに似ている。

 

 

クマザサハナムロ (ウマーグルクン)

 

ヒラーグルクンに姿はほぼ似ている。
体中央の側線のうえを黒い線、尾びれに太い黒いラインが入る。
味はグルクンよりも美味とされている。

 

 

ユメウメイロ (シチューグルクン)

全体的に青っぽい。背鰭付近から尾鰭にかけて黄色い
陸にあげると腹側か赤くなる。

成長すると60cm程とグルグンの種類にしては大きくなる。

 

 

ウメイロモドキ (アカジューグルクン)

ユメウメイロ

出典:長崎県水産部ホームページ

和名にモドキとつくだけあってユメウメイロ姿は似ているが
陸にあげると赤く変色しなく「背中が濃い紫色」になる。

 

 

 

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