メバルの締め方 ハサミやナイフ
1年の中どのシーズンでもそれなりに釣れやすい根魚
一つメバルの締め方や捌き方を
掲載しておきます。
見た目通り目が大きいことで「眼張」と
漢字2文字で書かれる。
種類などはメバル、ウスメバル、アコウダイ、バラメヌケ、
エソメバル、トゴットメバル
などの28種類などのメバルがいる。
日本の本州沿岸でよく釣れるのは普通の「メバル」であることが多いです。
同じメバルでも生息する水深によって体色が
ことなり、その違いで金メバル、黒メバル、赤メバル、白メバル
などと呼び分けられることもあります。
陸地の浅い場所で釣れるのは赤と、黒がほとんど。
春先が旬となり、この時期はかなり味がいい魚。
若干の磯の香りがあり、上品な味の白身魚と
いった感じでしょうか、旬の時期にはおすすめです。
メバル 締め方 ハサミ ナイフ
(この写真を元に、説明していきます。)
ハサミやナイフの刃物などでメバルを
締める時は写真のような場所をハサミやナイフで切れば
いいだけです。
大きくなっても40cm以下で締めても、あまり血が出てこないので
小さいメバルであれば、締めなくてあまり
味が変わるということも無いと思います。
メバルの締め方の手順
①地面に置いて頭を押さえつける
メバルは小さい魚なので、そこまで暴れることもないですが
ハサミやナイフで締める時には
小さく固定していないと跳ねて刃物を
入れずらいので頭を押さえ固定します。
②エラの下のやわらかい部分をハサミやナイフで切り開きます
(エラの下の部分を切る)
この際に血が流れ出てきます。
この部分は比較的やわらかいので簡単に
ハサミやナイフで切ることができる。
③体の中央部にある、延髄(固い骨)をハサミやナイフで切れば完了
メバル 延髄の位置。胸鰭の少し上
この部分はエラ下の部分に比べるとやや
固いですが、メバル自体そこまで大きくならない
魚なので延髄が小さくハサミやナイフでも切れやすいです。
メバル 捌き方
メバルは他の魚と比べても体表は柔らかく包丁は
入れやすいです。
カサゴなどの根魚と同様にメバルは生命力が強いので
少し寒い時期であれば締めずに常温で保存しておけば
生きたままでも持ち帰ることができます。
陸にあげても、数時間は生きたままのことも多いです。
大きいサイズの個体を活きたままの状態で
捌くと、頭を切り落とした時に口がパクパクと動いたり、心臓が
そのまま動いたりと見た目がグロいので、最初から
上記したように締めておいたほうが釣り初心者の方はいいかもしれません。
捌き方の手順
①頭を切り落とす
メバルは頭の部分が大きいので、頭を落とすと
体の部分だけになり、かなり小さくなります。
(頭の部分を切り落とす、締めると同時にハサミで切り落とすのも可)
②腹の部分を切り開く
(この部分のあたりを刃物などで開く)
③内臓のを取り除く
お腹を開いたあとで、内臓などを取り除きます
メバルはここにオキアミや、アミエビが入っていることもよく
あるので早めに取り除く事をおすすめします。
内臓と身の部分がしっかりと別かれて
いるのでそこまで鮮度に影響はでないと思いますが。
腹が大きくなっている個体に卵をもっているものもあります。
メバルは珍しく「胎生魚」で卵をメスが腹の中で稚魚になるまで
育ててから、外に出すという性質があり。
ここを開いたら、小さい稚魚が山ほど出てくると
なかなか、レアなケースをみることもできます。
メバル 捌き 方 刺身
⑤3枚におろす
3枚におろすというのは簡単に言えば骨の部分と
身の部分を分けるようにして切ればいいだけです。
できるだけ、骨に包丁を当てて身と分けるようにします。
メバルは見た目のとおり頭を落とすとそこまで
身が多くないので、おろす場合は丁寧に3枚に分ける。
20センチぐらいの個体からだと、ほとんど身は取れず
焼き魚などにする場合、3枚におろす必要はありません。
TAGS:捌き方, 白身魚, 締め方
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