有棘顎口虫 ドロレス顎口虫

 

顎口虫は主に、淡水に生息する魚の種類へと
寄生する。

あまり淡水魚を生で食べることはしないと
思われるが、特別な状況などで食べる可能性も
考えられるので、その際は顎口虫に注意する
必要性がある。

症状は極めて危険で人体に入った顎口虫は
胃壁や腸壁を破り体内に移行。
幼虫は人の臓器、脊椎、脳、眼球などに
入り込んでいき、その機能を損傷させる恐れがある。

主に顎口虫はドジョウの踊り食いなど
をして食するのが危険視されている。

 

剛棘顎口虫

寄生する魚

  • 輸入ドジョウ

    剛棘顎口虫が寄生する可能性がある輸入ドジョウ

    By: Dirty

 

剛棘顎口虫は
本来 中国、台湾などでいる寄生虫
されている。

魚だけでなく、家畜とされている豚などからも
多くの個体が発見されている。

おもに中国から輸入するドジョウの内臓などに
寄生されていることが多い。

 

この中国ドジョウなどを踊り食いで食べた方などが
1980年以降に顎口虫症を多発した。

 

日本顎口虫

寄生する魚

日本顎口虫が寄生する可能性があるブラックバス

 

 

有棘顎口虫

寄生する魚

 

第二次世界大戦後に食糧難により多くの方が
雷魚(ライギョ)を食べて顎口虫症にかかった。

 

 

ドロレス顎口虫

 

寄生する魚

 

日本国内でも多く生息する外来種のブルーギル
簡単に採取できるので、食べる人もいるかもしれない。

寄生している確率は極めて低いとされているが
ブルーギルにもドロレス顎口虫が寄生している
可能性があるので注意。

魚以外では、ハブやマムシなどにも寄生する。

 

 

 

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