エソの種類 違い見分け方
エソにも種類があり、エソと呼ばれる魚は全世界の海に4属約34種存在している。
ハダカイワシ目エソ科 Synodontidae に属する魚がエソと言われていて
よく日本で釣れる魚はマエソ、ワニエソなど
小さいサイズの魚はそれほど不気味でもなく可愛いものですが
大きくなるとヘビやトカゲに似ている上、歯がしっかりとギザギザしていて
すぐにリリース対象となるかと思います。
ライトショアを始めるとまず初めに釣れる魚がエソであることが多く
ブリなどの青物を狙っているのにエソ、エソとまあそれぐらい
メタルジグに反応しやすく、釣れる場所ではよく釣れる魚の種類です。
エソは砂地の底に生息している種類が多く、ルアーで底あたりを探っていたりする時に釣れたり
キスなどが釣れたものに掛かることもある。
マエソとワニエソは高級かまぼこの材料ともなり
それなりに美味しいので、釣ってみたら持ってかえってみては。
見た目にさえ慣れてしまえば、悪くはない食材に
なるかもしれません。
エソ(鱠)の種類
和名の通りややトカゲに似た感じのエソ。
トカゲエソは胸ヒレが短く、腹びれの基底部まで達しないことで見分けることができる。
体長約50cm程に達する。
マダラエソ
体色はやや茶色で、黒いスポットのような模様が体に並ぶ。
分布が小笠原、琉球列島などで、本州では見かけないエソ。
淡いストライプ色縦線が3~4本入っている、見た目はそれなりに
毒っぽい感じがするエソ。
他のエソに比べると両目の間隔は狭く、目が頭の上あたりにある。
体長は約30cm程度の大きさ。
主に砂底に体を埋めて、目だけをだして獲物を狙うのが特徴。
カワハギを狙っていることが多い。
直ぐには飲み込まずに獲物が弱るまで咥え続けるようだ。
正式な和名はヒメという名前のよう、地方でアカエソと呼ばれることもある。
海底の岩礁帯に生息しているエソ、岩などで獲物を待ち構えている
ことが多く、獲物が近づいてくるとすぐに近づいて捕食する。
体長は約20cm程度の大きさ。
色は環境によって違いがでて、水深の深いような場所であると
赤みが一層強く出る。
やや見た目が毒感が強いエソ。
砂底に生息して小魚を獲物にする。
胸びれの先端は背びれの付け根前にあるのが特徴。
マエソなどとかなり似ていて、判りづらい。
水深が深いところにまで生息している。
とれた場所によっては色が異なる。
深い所でとれたものは、やや赤っぽい感じがする個体が多い、
練製品原料などに利用されることが多い。
ホシノエソ
出典 : https://www.youtube.com/watch?v=YuFgsjjDM-Y
ホシノエソも他のエソと似ているが、体がまだら模様で鰓の先端の部分が
黒いスポットがあるので判別しやすい。
水深100mまでの砂地に生息する。
こちらもとれた場所によっては体色がやや異なる。
ハナトゴエソ
体に大小交互に約8~10個の斑紋が並ぶ。
体長は約20cm程にまで成長する。
チョウチョウエソ
体にはX印をしたような、蝶に似た斑紋が並ぶエソ。
体長は約20cm程にまで成長する。
よく釣れるエソの種類、他のエソに比べると特に毒のような
感じはしないかと思う、あまり体に模様もないのでぱっとみて上から見るとボラのような感じ。
背面がやや黄褐色でギザギザ歯がつている。
尾びれの上縁部に1列の暗色点があるのがマエソの特徴。
マエソは尾びれの下半分が黒くないので、ワニエソと区別できる。
基本的には30cmぐらいのものが多く、成長すると50cmを超える個体もいる。
他のエソに比べると巨大になるエソ、体色はマエソと同じなので判りづらい
20cm程から雄の背びれの糸状にのびる
尾びれの下半分が黒くなる
などが特徴。
こちらもマエソと同じように日本では釣れやすいエソの種類。
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