タナゴの種類
コイ科なので、口ひげがついている種が多い。
産卵期、雄には婚姻色がでるのが特徴でからだ綺麗な色合いになる種も多い。
二枚貝に産卵する。
日本のタナゴ類は岡山県に多く生息する。
他にも多くの日本淡水魚が生息している。
- タナゴ
- タイリクバラタナゴ
- アカヒレタビレ
- シロヒレタビラ
- ニッポンバラタナゴ
- ヤリタナゴ
- アブラボテ
- ヤリボテ
- カゼトゲタナゴ
- ゼニタナゴ
- イチモンジタナゴ
- ミヤコタナゴ
- イタセンパラ
- カネヒラ
各共通項目を次のように記載してある
- 名前
- 全長
- 生息地
- タナゴ
- 10cm
- 本州
最も体高が低い。1対のひげはごく短い。
雄の婚姻色は黒ずみ、腹部が桃色になる。
カラスガイ、ドブガイなどに産卵。
- タイリクバラタナゴ
- cm
- 中国
日本へは1940年代に輸入された。腹ビレの前ふちに白く細い線が入るのが
特徴、幼魚だとはっきりしないものもある。
雄の婚姻色は赤みが強い。
- アカヒレタビレ
- 8cm
- 本州(利根側以北)
雄の婚姻色は尻ビレの縁が赤紅色になる。
イシガイなどに産卵。
- シロヒレタビラ
- 8cm
- 本州
尾筒に青緑色の線がはいる。
雄の婚姻色は、魚体に強い青味を発して、尻ビレ腹ビレの外線が白く縁取られる。
婚姻色がでると、魚体の下の部分(腹ビレ、尻ビレを含む)が黒くなることもある。
岡山県の水路に生息する。
- ニッポンバラタナゴ
- 5cm
- 本州、四国、九州
タイリクバラタナゴに似るが、腹ビレの前線がない。
イシガイ類の二枚貝に産卵。
- ヤリタナゴ
- 10cm
- 本州、四国、九州
タナゴの中ではもっとも広く日本に分布する。
他のタナゴに比べ体長が大きくなり、比較的細長い感じに見える。
一対のひげがある。
雄の婚姻色は頭部付近と尻ビレの縁が赤くなり、腹が黒くなる。
岡山県の水路に生息する。
- アブラボテ
- 7cm
- 本州、四国、九州
気性が荒いので、混泳すると他の魚を追いかけまわすことがある。
1対の口ひげがあり、体は黒いオリーブグリーンなので他のタナゴと判別しやすい。
雄の婚姻色は赤みがかかりわかりやすい。
ドブガイやマツカサガイに産卵。
岡山県の水路に生息する。
- ヤリボテ
- 7cm
- 本州
ヤリタナゴとアブラボテが交雑したタナゴ。
分布域が重なるため、良く見られる。
岡山県の水路に生息する。
- カゼトゲタナゴ
- 5cm
- 九州北部
筑後川系に多く生息する。尾の付け根からからだ中央にかけて暗青色の線があるのが
特徴。体側は淡紅色、腹の下縁は黒い。
マツカサガイなどに産卵。
- ゼニタナゴ
- 8cm
- 神奈川以北
タナゴのなかでは一番鱗が細かいので判別しやすい。
雄の婚姻色は腹付近が淡紅色になる。
カラスガイ、ドブガイなどに産卵。
- イチモンジタナゴ
- 8cm
- 本州
タナゴに似る体型、ひげがつくが、非常に短い。
雄の婚姻色は中央の青い線の上に紅色の線が平行に入る。
- ミヤコタナゴ
- 6cm
- 茨城除く関東
湧き水を水源にした渓流やため池に生息する。
雄の尻ビレの黒い帯が太く、腹ビレの先も黒い。
マツカサガイに産卵。
天然記念物に指定されている。
- イタセンパラ
- 10cm
- 本州
比較的大きくなるタナゴ。尻ビレの分岐軟条数が多い。
雄の婚姻色は体側が紫紅色で光沢がある。
小型の以外に産卵。
- カネヒラ
- 12cm
- 本州
タナゴ類でもっとも大きくなる種、イタセンパラに似るが
魚体がやや細長い。1対の口ひげがある。
雄の婚姻色は背側が青緑色、腹、背ビレ、尻ビレに桃色が現れる。
二枚貝に産卵。
岡山県の水路に生息する。
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