魚へん 系 昆
漢字は魚へん系と書いて「鯀」
魚へんに昆(こん)で「鯤」
どちらもコンと読む。
鯀 鯤 コンの漢字
鯀は中国では大魚に使われる漢字。
魚へん昆「鯤」も同じく
大魚に使われる漢字で、こちらは
はらご。はららご。魚のまるい卵。
などの魚の卵の意味ももつ。
また「鯀」は中国古代の伝説上の人物
尭の臣下。
夏(カ)の禹(ウ)王の父とされ。
鯀は、9年にわたり黄河の治水工事を
おこなってきたが
工事に失敗して、誅されたと言われている。
鯀の漢字 魚偏に系と書く由来
中国では鯀の漢字はもやもやしてまるい想像上の
大魚に使われ。
中でも、かなり大きい魚を例えるときに使われる。
魚偏 昆(こん)鯤と同義の漢字。
「北冥有魚、其名為鯤=北冥に魚有り、其の名を鯤と為す」
『荘子・逍遥遊』
鯀は魚+系(つながり、仲間)を表し
魚の仲間の種類に見立てた怪物。
つくりの系は「渾」(コン)と同じく
(もやもやとしてまるく大きい)
混(もやもやとしてまるい)と同系。
怪物のように大きい魚を表す
際に鯀の漢字が使われたとされている。
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