ブダイ 種類
イロブダイ
成長の過程で体色がかなり変化するブダイ。
幼魚、若魚、雌、雄でそれぞれ体色がまったく異なる。
幼魚は白と赤のカラフルな体色で観賞用としてよく飼育される。
日本では八重山諸島などで見られる。
カンムリブダイ
頭部がこぶのようで、かなりカオスな姿をするカンムリブダイ。
雄と雌にちがいはあまりない。
ブダイの種類では最大級の大きさ。
雑食性でサンゴや藻類を食する。
ナンヨウブダイ
写真の固体は成魚のもの、雄と雌にちがいはあまりない。
幼魚は褐色色で、白色の縦線が3本入る。
雄は単独で行動して、雌は群れでいることが多い。
眠るときは、珊瑚の隙間などで、エラから粘液を出して
透明の寝袋を作る。
ハゲブダイ
基本的に雄の体色が青緑で雌が茶色。固体によっては体色斑紋に変異が多い。
雌から雄へと性転換する。
生息地は主にサンゴ礁域、ほとんどは単独で行動する。
ヒブダイ
雌と雌では体色が大きく異なる。体長は80cm程度と大型になる。
藻類などを食する。
日本では、長崎、琉球諸島などで見られる。
アオブダイ(イラブチャー,イラブチ)
アオブダイは沖縄でよくうられれている青い魚の正式な名前。
(写真ではイラブチと書いていてうられているもの)
沖縄ではイラブチャーやイラブチと呼ばれている。
写真はまだ小さいもので、成魚になると前頭部がこぶのように突き出る。
身は白身のようで味はなかなかのようだが、捕食する対象物が
毒をもっているものがいるようでフグの数十倍の毒パリトキシンを内臓にもつ可能性があり、死亡例もあるので食中毒には要注意。
ナンヨウブダイと同じように、眠る際は粘液を出して、自分を覆う薄い透明の寝袋を作り、その中で眠る。
ダイビングなどでみられる
沖縄の青い魚で小さいものはスズメダイの種類のコバルトスズメ(ルリスズメ)が多い。
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