らんちゅうの種類
らんちゅうの種類 一覧
- らんちゅう
- 更紗らんちゅう
- 東錦
- 関東東錦
- 関西東錦
- 関東東錦シルク
- 関東東錦シルク池上げ
- 桜東錦
- 江戸錦
- 桜錦
- 青秋錦
- 秋錦
- 津軽錦
- 浜錦
らんちゅうとは
高級金魚であり金魚の種類の中では人気が高い。
ヤフオクの魚類、水生生物のカテゴリの中でも
らんちゅうのカテゴリは売買代金が上位に入る。
シーズンによって売買代金はかなり異なるが、売買は活況。
高級金魚であるがアクアリウムショップや
ペットショップなどでも販売されている。
値段は安いらんちゅうであれば数百円程度の値段で
売られている。
これらのらんちゅうは質が低く、1匹数十万円するようなレベルの固体になることは
ほとんどの場合ない。
らんちゅうの種類 原産国中国
らんちゅう
高級金魚の代表的な種類、中国が原産地。
江戸時代末期から明治にかけて現在のような姿に固定され
らんちゅうと呼ばれるようになった。
更紗らんちゅう
らんちゅう、更紗模様のタイプ。
らんちゅうの種類 日本原産
日本のらんちゅうは錦と名前がつくものがほとんど。
海外らんちゅうの種類などとの交配によって作られたものも
多い。
らんちゅうの種類 東錦
東錦
出典 – https://kids.yahoo.co.jp/zukan/pet/fish/goldfish/0003.html
1931年(昭和6年)に作出
「オランダ獅子頭」と「三色出目金」の交配種。
体型はオランダ獅子頭を受け継いでいて、体色が
「三色出目金」のモザイク透明鱗を受け継いでいる。
関東で生みだされた、関東東錦と関西で生み出された関西東錦
に種類が分かれる。
関東東錦
東錦の関東で古くから生み出された種類、体系が長いのが特徴。
関西東錦
出典 – https://kids.yahoo.co.jp/zukan/pet/fish/goldfish/0016.html
東錦の関西で生み出された種類、体長が短く丸っぽいのが特徴。
関東東錦シルク
出典 – https://kids.yahoo.co.jp/zukan/pet/fish/goldfish/0018.html
アルビノではなく、素白のらんちゅう。
関東東錦シルク池上げ
出典 – https://kids.yahoo.co.jp/zukan/pet/fish/goldfish/0019.html
上記した関東東錦シルクの池で仕上げた個体、屋外の池で太陽をあびる
ことによって黄色いきれいな色が入る。
桜東錦
東錦の透明鱗のらんちゅう、体色は薄いピンク色。
らんちゅうの種類 東錦の系統
江戸錦
「らんちゅう」と「東錦」との交配種。
体型はらんちゅうで体色は東錦を受け継いでいる。
桜錦
「江戸錦」と「らんちゅう」との交配種
体型はらんちゅう、体色は江戸錦を受け継いでいる。
体色は青系統を取り除かれた、紅白更紗のモザイク透明鱗を
固定させた品種。
らんちゅうの種類 日本原産 その他
青秋錦
「らんちゅう」と「高頭青文魚」の交配種。
秋錦
1880年代後期に作出。
「らんちゅう」と「オランダ獅子頭」の交配種。
体型はらんちゅう、背びれがなく各ヒレが長い。
頭はオランダ獅子を受け継いでいる。
津軽錦
出典 – https://www.gyoogle.net/ranchuu1/tugaru.html
中国から渡来したものを、青森県の特権階級の人々が飼育されていた品種
と言われている。
体型はらんちゅうで、尾びれが長く、頭部に肉瘤のないタイプ。
東北地方でできた品種なので高温には弱い。
浜錦
「高頭パール」と「水泡眼」のの交配種。
静岡県浜松方面で作出されたことにより、浜松の地名をつけられて
います。
らんちゅうの種類 体の特徴
らんちゅうの種類は体型の特徴により分けられる
体型の特徴は以下のようになる。
- 背びれがない。
- 頭の部分全体に肉瘤がある。
- 体がまんまるで短い。
- 太く短い尾筒が下に伸びている。
- 広がった 尾ビレがある。
評価で特に重視されるのは、頭部と尾ヒレの美しさにある。
らんちゅうの種類 模様の呼び方
- 更紗(さらさ) 赤と白の模様。一般的に赤の面責が広いものが好まれる。
- 素赤 全身が赤一色
- 素白 全身が白一色
- 赤勝ち更紗 赤い部分が多い更紗
- 白勝ち更紗 白い部分が多い更紗
- 腹模様 更紗の中でも腹の部分が赤い
- 背赤 背部(背ビレはのぞく)が赤い
- 丹頂(たんちょう) 頭の上の部分だけが赤い。
- 六鱗 ヒレのすべて、えらぶたの部分、口の部分が赤い
- 紅頭 頭部が全部赤、体は全て白
- 両双 両方のえらぶたが赤いもの
- 口紅 口先が口紅のように赤くなっているもの
- キャリコ 赤、青、黒のまざったまだら模様。
らんちゅう 体色の変化
らんちゅうの体色は環境などによって影響を受ける事がある。
水質
水質によっても色の現れ方が異なってくる。
同じ遺伝子を受け継ぐらんちゅうであっても、水質が違う環境では色の現れ方が異なる。
水温の差
季節における水温差によっても色の現れかたがことなる。
環境によって水温はおおよそ一定ではないので、色の現れかたも環境により異なる。
餌
同じ飼育水のらんちゅうでも与える餌の量や成分によって色合いは変化することがある。
らんちゅうの赤色の成分はらんちゅう自身では生み出せない為、餌の影響も受ける。
らんちゅう専門用語
尾肩
尾と胴のつなぎ目。
肉瘤(にくりゅう)
らんちゅうの頭部のでこぼこになってるこぶの部分。
前がかり
尾肩が腹にむかってせり出した部分の事をさす。
前がかりがあるとらんちゅうの品評会で良い評価をうける。
フンタン
目の下の肉瘤が発達して、目の先の部分までせり出している
らんちゅうをさす。
裾
尾の事
裾さばき
らんちゅうが尾で泳ぐときの時の尾の使い方の事をさす。
水を切って流れるように泳ぐと良いされる。
黒子
らんちゅうの色変わり前の稚魚。
黒子大関
黒子の時期にたくましく期待できるらんちゅうを、黒子大関という。
しかし、成魚になると弱々しくなり期待を裏切られることも多い。
らんちゅうの育て方
フナや和金に比べると病気やストレスに弱い
水変えの際は頻度を多くして、水変えの量を少量にする
水深が20~30cm程度で飼う。これは改良により、遊泳力や浮き袋などが
他の金魚よりも弱いので負担をかけないようにするためである。
水温が高くなってくる春の時期はさまざまな病気にかかりやすいので注意する。
病原菌が活動しやすいのが(15℃~20℃以上)
TAGS:
らんちゅうの種類と同じカテゴリ