アイゴ 種類

毒をもつ海水魚、アイゴの種類を紹介しているページ。5種ほど紹介。

幼魚は大きな群れをつくり、その中にニザダイの種類がまじっていることがある。
成長すると群れから離れて、ペアで行動する。
アイゴの種類は、ウミガメが好物なので、アイゴはタートルグラスと呼ばれることもある。

 

アイゴ 毒の特徴

毒といってもアイゴの毒は死にいたるようなものではないので
それほどあわてる必要はない。
しかし、痛みはともなうので魚の取り扱いには十分な注意が必要。

アイゴの種類は主に鰭のトゲに毒を持ちこれに刺されると、数時間から数週間痛む。
アイゴの毒は熱に弱い、ペプチドという毒なので60C以上の熱湯に1時間ほど患部を
つけこんでおくと良い。

 

アイゴの種類の各共通項目を次のように記載。

  1. 名前
  2. 分布
  3. 体長

 

アイゴ

アイゴの画像

アイゴの画像
By: NOAA Photo Library

  1. アイゴ
  2. 日本の青森以南、朝鮮半島南部
  3. 25cm

9月頃に防波堤で多量に群れでかたまって
いることがある、魚影を目視で確認できるほど多量に一部に溜まる。
よく体色を変える、釣りで釣れたときは主にこげ茶色い体色をしている。

警戒心が強いとよく記載されているが、群れになっているときはそれ程ではないのか
10cm程度のアイゴがジグサビキやサビキの仕掛けに何度も
かかることもある。

鰭のトゲに毒がある魚、なので注意が必要。

針はずしの際うっかりと、トゲに触ってしまったことがある。
血は出ていてアイゴの毒はしっかりともらったようだが
アイゴの固体サイズ小さいのか、刺さりかたが甘かったのか
それほど痛まずにすんだ。
しかし1、2日ほど、刺さった部分に異物がはいっているようで、触れると
痛い感じは続いていた。

大きい固体のアイゴのトゲが直撃するとかなり痛みが続く(長くて1週間も)ようなので、手は
近づけないようにしたほうがよいだろう。
死んだ個体でもアイゴの毒はのこっているようだ。

アイゴの毒の対処法は共通で、
我慢できるような温度(60℃以上)の熱湯に傷口を1時間ほどつけこんでおくのが一番。

 

ハナアイゴ

 

  1. ハナアイゴ
  2. 日本の田辺以南、西太平洋、インド洋
  3. 20cm

青みがかった淡い灰色の体色に、黄色い斑点があるアイゴ。
体色の色をよく変える。
アイゴの比べ、こちらはあまり警戒しないのかダイバーの餌付けにも
良くなれる、ダイバーが吐き出す泡などもつついて遊ぶようだ。

アイゴと同様に鰭のトゲに毒がある魚
トゲが直撃するとかなり痛みが続くのでダイバーの方は
注意したほうが良いだろう。

 

 

ヒフキアイゴ

ヒフキアイゴの画像(スポット無し)

ヒフキアイゴの画像(スポット無し)
By: shankar s.

  1. ヒフキアイゴ
  2. 南西諸島以南の西太平洋
  3. 20cm

アイゴといったら毒針のような鰭のトゲが印象に強いので、ヒフキアイゴと
いったらトゲに刺さると火をふくぐらいに痛いのかと
思ったがそういうわけではないようだ。

こちらは日本でよくいるアイゴとは違い、カラフルな色合いをしている。
観賞魚用としてのアイゴとしてはもっとも人気がある種類。
体色はおもに黄色で、頭部が白と黒のラインがつく。

体側の黒斑は固体ごとにことなる。

他のアイゴ同じように、体色を変化させやすいのか
夜間になると色が茶色く黒ずむ。

鰭のトゲに毒がある魚なので飼育の際、素手でさわらないように注意。

 

ヒメアイゴ

ヒメアイゴの画像

ヒメアイゴの画像
By: Paul Asman and Jill Lenoble

  1. ヒメアイゴ
  2. 西部太平洋
  3. 20cm

こちらも観賞魚用のアイゴで、カラフルな色合い。
体色は地が白で背中から尾にかけて黄色っぽい。
頭部とエラのあたりに黒いラインが入る。

フィリピンのマニラからよく輸入される。餌付けやすく人口飼料にもなれる。
ヤッコやチョウチョウウオとも混泳させやすい。

ヒフキアイゴと同様に鰭のトゲに毒がある魚なので注意。

 

ゴマアイゴ

ゴマアイゴの画像

  1. ゴマアイゴ
  2. 沖縄県以南~東インド・西太平洋
  3. 50cm

岩礁や汽水域に生息するアイゴ。
同じアイゴの種類のゴールデンスポットスパインフットと似ている。

他のアイゴと同様にヒレのトゲに毒がある。

 

 

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