タコ釣り リーダー無し peラインを直結するのはあり?
タコ釣りでpeラインを使っていると、peラインとリーダーの
結び目の強度不足でラインがちぎれてしまう。
根がかりがが他のルアーフィッシングと
比べて多いタコ釣りではそんな事が頻発して
起こる方もいるのではないでしょうか。
対策として単純に考えられる一つに
『peラインを直結する』
という事。
やってみたいはいいものの、間違った事をして
何度もルアーロストしてしまうというのも
無駄と思って事前に調べてみた方も多いのでは
ないでしょうか。
今回はそんなpeラインを直結をしていろいろと気になった
問題点や対策、実際へつかってみた結果やメリット
などをメモしておきます。
基本的にルアーフィッシングなどではpeラインを
直結で使うのはあまり良くないとされています。
しかし、peラインを直結のデメリットは
ついて回るものなのでルアーでのタコ釣りではそれを
『補うようにして使う』というのがベスト
かと思いました。
peライン直結の弱点と対策
peラインを直結について書きますが
pe1号リーダー4号ぐらいを使い、普通にラインシステムを組んで
根掛かりのようになった時でも、思い切り引っ張れば
ルアーを回収できることもかなりあります。
あまりにも頻繁にラインブレイクしている人は
結び目の接続部などを見直すのを先にしたほうが
いいのかもしれません。
普通にシーバスなどで使うようなライン設定で
タコ釣りで使っても思ったよりもラインブレイクしないと
いうのが所感です。
湾港部での根係的なものの原因は
- 引きちぎれた釣り糸(それに何かが絡んでいる)
- 海藻
- 貝
- 底に付着するナマコみたいなの
- その他大きすぎないゴミ
これらのものが原因で根がかりになっても
ラインコンディションが問題ないと
引っ張ればだいたいはラインブレイクせずに戻ってきます。
タコ釣りでPEを直結して使うことは何よりも
ラインブレイクしずらいという最大のメリット
があります。
しかし、弱点などもそれなりにあります。
飛距離が出ない点が他の魚などのターゲットを狙う場合
まず挙げられますがタコの場合それは不必要と
思いますので省いておきます。
①弱点 スナップ(ラインアイ)との結び目
peライン直結の場合、スナップ(ラインアイ)との結び目
しか接続部分がないので一番ここに負荷がかかります。
peラインはスナップとの結び目にかかる
ような負荷に対してそれほど強くないようで
リーダーを使っている時よりもさらに強度は弱くなるようです。
普通にリーダーなどを使ってラインシステムを組んでも
ここに一番負荷がかかるポイントです。
実際に大きい魚、例えばブリの80cmオーバー(と思われる)
ような魚をひっかけてラインブレイクしやすい場所は殆どは
スナップとラインリーダーの結び目です。
特にダブルユニノットなどで
接続部が2重になっていない場合はここから
ラインブレイクすることが多いと思います。
現在はタックルの性能がかなりいいので、ラインへの負荷は
ロッドとリールのドラグ機能で吸収されますが
ラインを直接手で掴んだりするとこれが
まったく働かなくなるのでスナップとの結び目にかなり負荷を与え
ラインブレイクの原因となります。
特にタコ釣りの場合、ロッドが折れそうということで
直接手でラインを引っ張ることが多くスナップとの結び目
にかなりの負荷を与えることになります。
②弱点 壁などの擦りに弱い
引っ張りに強く、摩擦などには弱いのが
基本的なpeラインの特徴です。
peライン直結にすると、擦れが蓄積されて最終的に
弱ったところからラインブレイクというのが
ありがちなパターンです。
タコ釣りなどでも堤防の角などで知らぬ間に
peが擦れていることが多いです。
peライン直結 対策
peライン直結の弱点を書きましたが
克服できればタコ釣りの場合
それほどデメリットは感じないかもしれません。
まあ実際にはなかなか難しいですが。
①対策 スナップ(ラインアイ)との結び目
結び目の部分にかなり細いゴム(ラインを覆う)などの負荷を
和らげるものをはさんでスナップ(ラインアイ)と結束する。
太いpeラインであれば、ここまでのことを
する必要はないことも多いですが、最悪
根がかりした時にフックを
へし折ってルアーを回収できることもあります。
②対策 壁などの擦りに弱い
慎重にキャストする、あまり壁際を狙わないなど。
常にラインにダメージを与えないように
ゲームを行わないといけません。
peラインを直結をしていて一番
気を使うのはここだと思います。
おおざっぱに探りたいという人には
向きではありませんね。
次の釣りにいく場合も、ラインを5mぐらいカットして使うのが
理想的です。
5mはやや長いので2mぐらいでもそれほど実釣りには影響は
出ないかと思います。
ある程度の長さ(前の釣りでラインを出した最大ぐらい)peを出して
手で触ってみていかにも違和感らしきものを感じたら
そのあたりからカットしたほうがいいでしょう。
pe直結を使ってみた結果やメリットなど
リーダーを結びなおさなくていい
ラインの結び目の強度不足以外でも
ラインブレイクした時にリーダーを結びなおさなくていい。
これはかなり実際の釣りではかなり
メリットとして感じます。
慣れていてもリーダーから結びなおすとそこそこ手間が
かかります。
しかもルアーロストした後であるいうことで
結び目が雑になってさらに、次のルアーロストを招く
原因になることも。
pe直結使うのが向いている場合
pe直結をタコ釣りで使うのが向いている人
はキャストして広範囲を探るという方よりも
壁やテクトロなどして足元のみ責める人が向いている
ように思えます。
ルアーでいえば餌木型のルアーよりも
タコゆらハンターなどを使うような人
のほうが向いているかと。
というのも壁を狙うときのほうが、慎重に
行えば堤防などにラインがこすれる確率が
すくないからです。
タコの釣れ具合は変わる?
太いpeを使うとタコがラインを視認して、ルアーへの
食いつきが悪くなるというのは正直の所あるのかないのか
判りません。
実際にpe4号をpe直結で使った所実釣りでは特に問題は
感じませんでしたが・・・
タコも目があるのでラインを視認してそうなものですが
この点についてはかなり難しい所ですが
さすがにラインに対する警戒心などは魚などに
比べて緩いというのが実際の感じです。
TAGS:PEライン, ショックリーダー, タコ釣り, ルアー, 仕掛け
タコ釣り リーダー無し peラインを直結するのはあり?と同じカテゴリ
- 魚(サバ,サンマ,アジ)の切り身で釣れる魚
- オクトパス タップ マルシン 漁具 タコエギ インプレ
- うなぎの釣り方 時間や仕掛け
- スピニング リール pe ライン 巻き方 濡らすべき?
- 大浜 埠頭 タチウオ
- シーバス ルアーカラーの種類
- 魚の視力 色の識別はできる?