魚へん 鬼

漢字は魚へん鬼と書いて(ここでは漢字一字は読みこめず)
イトウ

または、ハリセンボンなどにも使われる
こともある。「伊当」「伊富」などと漢字2文字
でも書くこともあり。
現在ではこちらのほうが一般的

 

 

サケ科他のイトウ属は広く分布するが
イトウは北海道とサハリンだけに分布する。

体色は赤紫色を呈し背はやや暗青色で腹部は灰白色
体の一面には小さい斑点が無数あり。

ニジマスに似ていて細長くした
ような体形の魚。淡水域に生息し海に下さらない魚とされているが
イトウのみが春先にのみ海のほうへと下る。

 

イトウはサケ科の中でも大型の魚で全長1.5m
超すものもある。

成長速度が非常に遅く1mを超えるまで10年かかり
産卵するにまで、同じく10年かかる。

 

現在では数も減ってきてなかなか釣ることはできない
「幻の魚」と呼ばれる。

 

ただ養殖が成功しているようなので、鮮魚としては
養殖物が出回っています
脂身がのっていて、中トロのような味わいがあり。

 

 

イトウの語源

 

名前の語源は、よく人目につくような春先の産卵を
終えた後の姿が、痩せ細っていて
糸のように細長いような体形をしている。

この時期のイメージから、糸の意味をとって

糸のように細長い魚⇒イトウ

主に「糸」のように細いことから名前が
つけられたとされている。

 

イトウの別名にも、糸のように細長い体形を
持つ個体が多いことから名づけられたとされる。

「イト」、「イド」、「チライ」、「オビラメ」など
の別名もあり。

 

漢字 魚偏に鬼と書く由来

イトウの画像
(イトウの画像、獰猛そうな顔つきをしている。)

 

イトウはサケ科では他の3属(サケ,ニジマス,イワナ)に比べて
原始的な魚。

イトウは現在は絶滅危惧種に瀕していて
それほど捕れる魚ではありませんが

 

生息数が多いころに関しては、2mにまで成長した
個体も見つかった事もある
ようです。

 

サケ科の中では1,5mとかなり大型に成長する上
非常に獰猛で、ヘビやネズミを食べ
さらには陸上の小動物
まで食べることもあります。

 

このように動物まで食べる獰猛な特徴をとらえ
「鬼」のイメージをあてて

イトウの漢字が作られたという説があり

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